ふむふむ
宗教画から始まった絵画。字が読めない庶民のために物事を伝えるための表現方法として利用されてきました。 その後は貴族の肖像画などの現代でいう写真家の代わりや、自己表現の手段として描かれてきました。社会情勢によっては、反政府的なものとみなされ廃…
心理学の父、ユング。フロイトの「夢分析」に影響を受けたものの、リビドーの概念で決別した有名なスイスの精神科医、心理学者です。集合的無意識、元型、コンプレックスといった概念を確立し、人間の性格を内向型と外向型に分類しました。 今回はユング入門…
日本の大学入学試験で、大学側が点数を意図的に操作して女性の合格者数を抑えていた――そんなニュースが世間を騒がせたことを覚えていますか?現代において、かくも時代錯誤な性差別が未だに存在しているのか…という嘆きの声があがる一方で、医療の現場からは…
他人の感情やその場の空気を汲み取りにくい、スケジュールやモノの管理が苦手…。そんな、かつては“その人の個性の範疇”とされてきた特徴が、近年では「発達障害」の定義に照らし合わせ捉えられるようになりました。しかし、「障害」という響きから「発達障害…
独特のリズム、選び抜かれたことばたち。 小説とは違う楽しみがある詩集。自由によって解釈することができるので、なかなか手にとることができないという詩集入門者におすすめの詩集を紹介いたします。何度も読み返してほしい、いつも輝いている星たちのよう…
人間は水がなくては生きていけません。人体の70%は水だともいいます。そんな大事な水なのに意外と私達は、詳しいことを知らないまま普段の生活を送っていますね。一度、水のことを絵本や本から楽しみながら学んでみませんか。 『ひとしずくの水』 ひとし…
日本語に「言霊」ということばがある通り、昔からことばには魂が宿っていると考えられてきました。 ことばの乱れ、日本語の乱れなど指摘されることがあり、日常生活でぞんざいな言葉づかいをする人が増えています。言語学という学問のジャンルがある通り、こ…
地球温暖化とは?とか環境破壊を何とかしなければいけない、なんて大上段に構えて議論するよりもときには絵本で説明されたほうが、しっくりくることがあります。そんな環境問題、とくに森林破壊について書かれた絵本を紹介します。 『どんぐりかいぎ』 どん…
フィクションの中でも、思いっきりフィクションであろうというファンタジー小説。この創作の中に青春時代の悩み、解決方法が意外に詰まってるんですよ。そんな人生の指針にもなってくれそうな小説を紹介しましょう。 『見習い幻獣学者ナサニエル・フラッドの…
「日本人は平和ボケ」なんて言われている通り、安心安全な国、人を疑わない国民性として知られていますが、過去の戦争の傷跡や災害の辛さを風化させずに心の奥底にとどめておくことは大切なこと。 みんなが平和に仲良く暮らせるように。平和を愛する国民だか…
女優という華やかなスポットライトを浴びるキネマの世界。そのイメージとは裏腹に孤独で凛として己を貫く姿勢と波乱な人生。 どの瞬間もドラマチックに活きていく姿勢は、どんな時代でも、どんな国でも憧れの対象です。時代の風潮に屈せず、新しい時代をつく…
算数が苦手な子供って思っているより多いものです。子供どころか大人もですけどね。でもなんで国語に比べて苦手意識を持ってしまうんでしょうね。それは多分ですが、算数のおもしろさを先生が伝えにくいという点にあるのではないでしょうか。そんなときに、…
日本は紀元節を考慮すれば単一の国としては世界最古の歴史を誇る国です。でも国としての体裁を変えつつ文明として見てみるともっと歴史のある国々が世界にはあるのです。そんな太古のロマンに触れることのできる名著を紹介しましょう。 『エジプトのミイラ』…
ときに純粋に絵を描くという行為を描いたもの以外にも芸術作品を語った作品はあります。むしろ却って、違う方向から光を当てた物語の方が多くを語ることもあるケースが多いです。そんな、普段とは少し違った方向から見た絵画をテーマにした本を紹介しましょ…
演劇や演奏会は、華々しく見ているものを魅惑してやみません。そんな演者たちも、舞台の準備や裏方たちの地味な仕事に支えられているのです。普段はなかなか知ることのない舞台裏について、ちょっと覗いてみませんか? 『絵本夢の江戸歌舞伎』 絵本 夢の江戸…
日本では特定の宗教を信仰する人が少なく、祈りというとすぐに宗教を連想しがちですが、宗教の差に関わらず、祈りの根底はどれも同じような気がします。 日本は八百万の神という通り、万物に魂や精霊が宿るという精霊信仰もありますし、結婚式はキリスト教式…
日本には昔からいろいろな民間の言い伝えがあり、民俗学という分野で学問的にも詳しく研究されています。その中でも天狗伝説は日本各地に伝わっている天狗について書かれた本を紹介します。 『大天狗先生の秘妖怪学入門』 大天狗先生の秘妖怪学入門: (ちしき…
他者を理解することが、すなわち自分を理解することにつながります。 そんなことを、まずは身近な足下から考えてみようと思える3冊を紹介します。 『ルール!』 ルール! 著・シンシア・ロードキャサリンの弟デービッドは8歳なのに、「そうです」「ちがいま…
グローバリズム社会が提唱されたものの、現在ではあちこちでほころびが出始め、見直しが迫られています。そんな現代社会だからこそ、個々の国の文化を再評価し、その上で国際化すべきではないかという意見が出てきています。そんな大上段からのテーマではな…
仕事をやめたい、転職をしたい。 そんな時におすすめの転職本や面接本ばかり探してませんか? 今回はそんな時だからこそ、 読んで欲しいおすすめビジネス本を紹介します。 もっと視野を広く、何がやりたいのか、どう働きたいのかを見つけてみませんか? 1.仕…
就活生、大学生の方は本を読んでいますか? 就活の面接やES、自己分析はもちろん大事ですが、 実際の社会人が何を読んでいるのか、何を不満に思っているのかを分析する上で、人気ビジネス書を読むのは非常に有効です。 新卒市場ではなかなか教えてくれない「…
ますます国際化が進んでいる日本。街を歩いていると外国人の多さにびっくりすると同時に、職場や学校などで外国人の方と接する機会も増えてきているのではないでしょうか。 同じ国民同士でも他者を理解するということは難しいもの。言語や文化、歴史の壁を越…
今回は本屋勤務の私がおすすめする、ベストセラービジネス書を紹介いたします。 ビジネスの成功戦略やコミュニケーションスキルが身につく名著、名作になります。 1.脱・社内奴隷 「伝説の先輩」が教える幸せになるための仕事のルール 2.キャリアノートで会…
今回は、今おすすめのビジネス書を紹介いたします。 キャリアアップ、スキルアップしたい社会人におすすめです。 1.リーダーの値打ち 日本ではなぜバカだけが出世するのか? 2.情報の呼吸法 3.大学教員 採用・人事のカラクリ 4.まじめの罠 5.日本人の9割に…
「おかえりなさいませ、ご主人様~」と可愛らしい甲高い声で迎えてくれるメイドカフェだけじゃありません。主人に一途で臨機応変に対応できるメイドさんは、昔の日本女性の魅力と似たような魅力を感じることがあります。 主人とメイドの信頼関係こそがその大…
西洋の薬草、ハーブ。料理のスパイスとして、アロマやメディカルハーブとして、民間療法のひとつとして様々な使い方をされています。 いい匂いに包まれて暮らす生活は優雅なもの。庭でも簡単に育てられるものもあるので、生活の中にハーブを取り入れてみては…
流行やトレンドを作り出し、瞬時に人の心を引きつけて離さない服を作りだすファッションデザイナー。 よく外見ではなく内面を見ろ、と内面を磨くことだけが美学のように言われますが、人は第一印象によってその人の人格までをも想像してしまうもの。清潔でま…
おいしいものが好きなのは国境や老若男女問わず共通だと思います。 食べ歩きが趣味という方もたくさんいらっしゃると思いますが、食べた感想がいつも「おいしい、おいしくない」では粗野というもの。おいしいを知り尽くした文豪にならって感想の表現の幅を広…
赤ちゃんがお母さんに抱っこされると泣き止んだり、好きな人に抱きしめられるとほっと安らいだり。「手当て」という言葉がある通り、手を当てることによって傷が癒えたような気がしたり。皮膚と皮膚が触れ合うことで、心と心が触れ合うような温かい気持ちに…
あの人は美人だ、かっこいい。いいひとそうな笑顔だ、怖そうな人だ。人の見た目や表情や仕草、食べ物のパッケージや広告など、視覚から入る情報で物事を判断することが多いと思います。 ある広告会社の調査によると、人間のコミュニケーションの93パーセント…