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誰でも幼いときに、親の無理解に苦しみ、私は本当はこの家の子じゃないんだとか、本当のおとうさん、おかあさんはどこにいるの?なんて妄想に陥りときには家出を実行してしまった方もいるかもしれません。そんな悩みを持っている子供にオススメな本を紹介し…
いつでも元気いっぱい、ポジティブで一人っきりで生きていけるサバイバル能力をもつピッピ。いつの時代も愛されるおてんば娘です。 自由で好奇心いっぱい、大人に支配されない気楽な生活は子どもたちの憧れでもあり、自立心を育ててくれます。 失敗したって…
ストレスがたまっているとき、涙を流すことはリラックスするひとつの方法だとか。「涙活」といって泣ける映画や泣ける本というのが一時ブームになりました。前向きなことは大切なことですが、いつどんなときでも元気いっぱいでいられるわけではありません。…
ペットは家族の一員ですと言う家庭は多いですね。人間以外の他者と交わることで学ぶこともあります。今回ご紹介する本は特に子供たちと動物の関係性を描いた物語です。 『ぼくのネコにはウサギのしっぽ』 ぼくのネコにはウサギのしっぽ (学研の新しい創作) …
日本の大学入学試験で、大学側が点数を意図的に操作して女性の合格者数を抑えていた――そんなニュースが世間を騒がせたことを覚えていますか?現代において、かくも時代錯誤な性差別が未だに存在しているのか…という嘆きの声があがる一方で、医療の現場からは…
生きていれば、他人と関わることは避けて通れません。しかも、気が合う人や好きな人とだけ関わっていればいいわけではないのがつらいところ。家に帰って一人『あんな風に言わなければよかった』『もしかしたらこんな風に思われてしまったかも』…そんな風に反…
奇想天外なストーリーって子どもたちは大好きですよね。おとなになると変に常識が身に付いてきて「そんな馬鹿な!」って一笑に付すことだって、子どもたちは素直だから「それでそれで?」って続きをねだります。そんな読み聞かせにピッタリの本をご紹介しま…
みなさんは穴という言葉を聞いてどんな“穴”を想像するでしょうか。落とし穴?それともドーナツの穴?ひとくちに穴といってもいろいろなものがありますね。そんな穴にまつわるお話を、いくつかご紹介します。 『東京メトロ 大都会をめぐる地下鉄』 東京メトロ…
誰かといつも一緒が好きという人もいれば、一人が好きという人も。常に周りに人がいると煩わしいというタイプの人もいます。 人に囲まれているのは楽しいですが、時には一人の時間を堪能したいというときもあるでしょう。孤高のヒーロー、一匹狼という言葉に…
日本では特定の宗教を信仰する人が少なく、祈りというとすぐに宗教を連想しがちですが、宗教の差に関わらず、祈りの根底はどれも同じような気がします。 日本は八百万の神という通り、万物に魂や精霊が宿るという精霊信仰もありますし、結婚式はキリスト教式…
よく、歳を取ってから時間の進み方が早く感じられると言われます。実際そうだと思いませんか?実はそう感じられるのではなく、本当に早くなっているのだとしたらどうでしょう。そんな時間という概念について、わかりやすく、しかもおもしろく書かれた小説を…
ファンタジー小説を読みたいときって、なにか現状に満たされて亡くて願いごとがあるときが多くありませんか。たぶん、子供がファンタジーものの本を読むときも、そんな気持ちがあるのかもしれません。そんな夢の世界を旅してみたい人たちにオススメの本をご…
ディズニーのアニメ『ズートピア』で、キツネのニックは愚痴ります。小さい頃からキツネはずるい、悪いやつだって言われ続けてきたと。実際に詐欺を働いたりするので、あながち間違ってはないんですけど、それでも、そうなったのは周りの決めつけがあったか…
あなたは最近、手紙って書きましたか?メールやSNS全盛の世の中、なかなかそんな機会はないって人がほとんだと思います。でもあらたまって便箋を前に相手のことを想像しながら書くっていうのもいいものですよ。そんな自分を見つめ直すことにもつながる、お手…
幼児期の子育てって、まるでわがまま放題の王様が家の中にいるようですね。 そのようすを眺めながら成長を見守るのは、とても楽しいことなのですが 学校に上がるという年齢になると自我が目覚めてきます。 そんなときに読み聞かせしてみたいオススメ本をご紹…
世の中には人生の師とも呼ぶべき、おじいちゃんがいます。親よりも人生経験があり、しかも自分にとって肉親であるという条件は大きな要素でしょう。そんな大きな存在、祖父について書かれた名作を3冊ご紹介します。 『ハブテトルハブテトラン』 ([な]5-1)ハ…
子供を育てるという行為は、それが人間にせよ、動物にせよ、とても大変なことだということには変わりはありません。しかしなぜ、その大変なことをやるのかというと本能だけではなく、喜びが大きいからでしょう。そんな子育ての大変さ、感動を描いた本を3冊…
人々は王族や貴族などの上流階級の人達をみて羨ましいなとか変わってくれないかな、なんて思ってしまいますが、実は内情は結構キツイものがあったりするのです。そんな人の上に立つものの苦労を描いた作品を紹介します。 『ムギと王さま』 ムギと王さま―本の…
自我というものが芽生えてくると、自分と他人とを区別することを覚え自分の視点、他人の視点というものが存在することを自覚していきます。いったん、こういう視点を持つと意外に他の見方というものをなくしてしまう傾向がありますね。そんなときに頭の柔軟…
恋人に限らず、誰かを好きになり愛するっていうことは素晴らしいのだけど、なんて切ないんだろう。言葉で気持ちを伝えても、全部は伝えきれないもどかしさがあります。そんな“愛”をテーマにした絵本3冊をご紹介します。 『どんなにきみがすきだかあててごら…
人はみな、より良く生きようとしているのですが、ときに努力ではどうしようもないときがあります。生まれた環境、巡り合わせによって運命が決まってくることがあるのです。その中でも懸命に生きようとするから人生は感動が多いものになるのでしょう。絵本の…
大人から見ると、子供同士の仲間外れにするという行為は、なんてひどいんだろうと思うけど子供の立場で考えてみると、そうでもしないと自分が当事者になってしまうとう意識があるのでしょう。そんなときに救いになってくれるのが友達という存在なのですが、…
そもそもが人と変わっているということは悪いことなのでしょうか?とかく、日本は同質社会で、それゆえに高度経済成長を成し遂げたのだと言われますがいつまでもそんなことでいいわけじゃありません。少し前から、そのほころびは社会のあちこちで出てきてい…
理想的な人生って、いったいどんなものでしょうか。ある人はお金がたくさんある生活と言うし、またある人は、大好きな人と毎日一緒にいる幸せな日々という答えが返ってきます。そんな理想の人生を模索している人にヒントになる本を紹介します。 『恋愛滝修行…
たしかに彼女や奥さんがいれば楽しいこともあるでしょう。でも何のために?って自問しなければ、ただ周囲の流れに乗ってという理由だけになってしまい結果は悲惨なものになりそうです。そんなときに指針となりうる3冊をご紹介します。 『男おひとりさま道』…
自分にはこんなことできないと思えることでも、当人にとっては好きなことをただ淡々とやっているだけということがあります。そんな人生のヒントになりそうな本を3冊紹介します。 『私の献立日記』 わたしの献立日記 (中公文庫) 著・沢村貞子女優業で忙しい…
小さいことにくよくよするなという本があります。日々の生活で悩んでいる自分はなんて小さく情けないんだろうって自己嫌悪に陥ることも度々です。でも、少し外の世界を覗いてみませんか。気分転換になること請け合いですよ。 『夫は犬だと思えばいい』 夫は…
この人と一生、一緒に過ごしたい。人はそう思ったときに結婚に踏み切るものでしょう。でもやはり本当にこれでいいのか、と不安になるときもあるものです。そんなときに考えるヒントを与えてくれる本を紹介します。 『ドラことば』 ドラことば心に響くドラえ…
社会人になってみると、世の中のいろいろなしくみに戸惑うことが多いですね。そして、それを知らないと常識がないなどと言われたりするのです。そんな経験を持つ若い社会人に読んでほしい本です。 『とびだせチンタマン』 とびだせ!チンタマン 著・板橋雅弘…
冒険するという言葉を聞いてどんなことを思い浮かべますか。登山や秘境をまるでインディ・ジョーンズのように探検する感じを想像したのではないですか。もちろんそういう純粋な意味での冒険小説もあります。でも事件が起こり、それを解決しようと奮闘するの…