自然
首都・東京。ネオンがきらめく眠らない街、東京。クールジャパンを象徴する大都市というイメージがあり、日々外国人観光客で賑わっていますが、どの街も一歩入ればこじんまりした下町の風景や緑が多い公園があるのが良いところ。道を歩けばあちこちに文化財…
昔も今もいなかぐらしに憧れる人がいます。あくせくした人間関係を離れ、自分と家族、近所の人々と親しく愛し合って暮らし、貧しくても自給自足で日常を大切に生きることを求めた人たち。都会の喧騒は時代が変わっても、新しいものがどんどん生まれスピード…
疲れがたまっているとき、ストレスにさらされたときに自然に触れ合うことは健康にも良いといわれています。 本当はお休みをとってピクニックにでかけたり、山でバードウォッチングをしたりしてのんびりと過ごすのが理想ですが、忙しい社会人はなかなか休みも…
絵本は子どものためだけにあるものではありません。研ぎ澄まされた感性を持った大人だからこそ心に響いてくるものがたりがあります。美しいイラストを美しい文章とともに隅々まで味わいつくせるのは大人になった今だからこそ。絵画を鑑賞するようにゆっくり…
うららかな春の季節。ぽかぽかとやさしくあたたかな光がふりそそぐのびやかなとき。そんなときはお庭にでて、おもいっきり春を楽しんでみるのはいかがでしょうか。春の芽吹きと小さな生命の尊さを感じながら、のんびりしたひとときを過ごしてください。そん…
陽が短くなるせいか、冬になると早くおうちに帰りたくなります。一日二十四時間なのは年中変わらないのに、時計の針よりも早く帰りたくなる寒い季節。おうちでしっとりほっこり、冷えきった体を温めてリラックスした時間を過ごしたいものです。今回は寒い季…
策くて長い冬が過ぎ、おひさまが顔をのぞかせる時間が長くなるころ、地面から草やお花が顔を出し、木々に新緑が芽生えます。そんなうららかな春の季節に読みたい児童書を紹介いたします。過ごしやすい春の季節、のんびりとした気持ちで本を手にとってみてく…
春のにおいを連れてくる柔らかな風、さわさわとさわやかな初夏の風、実りを感じさせる濃厚な秋の風、凛とした冬の冷たい風。ふと外に出たとき、全力疾走しているときに感じる風の疾走感。目には見えなくても全身で感じる空気の流れ、風。そんな自然を体感で…
きらきら輝く太陽とは違い、静かにいつも見守ってくれている母のような存在のおつきさま。晴れた日も雨の日も、姿は見えなくても、形を変えてずっと傍で見守ってくれます。そんなおつきさまの魅力を味わえる絵本を紹介いたします。おつきみの夜に、お空を見…
ヨチヨチ歩く可愛らしい姿、じぃっと一点を見つめて空を見上げている姿、まんまるのおめめと素っ頓狂な表情。打って変わって、水の中では優雅にきびきびと泳ぐ様子。 そのギャップにも心打たれてしまうペンギン。子どもたちにも大人にも大人気のペンギンが登…
ペットを飼うといえば普通は犬か猫、せいぜいウサギ、ハムスターといったところでしょうか。でもペットはそればかりじゃありません。変わったペットを飼うお話、それだけじゃくてありふれたペットだけど深い関わりあいを描いた本をご紹介します。 『イグアナ…
環境破壊や地球温暖化が叫ばれ始めて久しくなっています。でも人間だって生き物として、この地球上に存在しているのですからラジカルな議論のように、人間そのものがいなくなればいいという話でもありません。今一度、環境にとっての存在とは何かを考え直す…
今や簡単にスマートフォンで写真を撮るようになりましたが、写真というのはやはり特別なもの。その瞬間を一枚の写真に閉じ込めた真実を映し出すもの。そのときの風景や人物の表情をとらえ、魅力的な芸術作品に仕上げるカメラマン。 加工された写真は、どれも…
よくこんなことが言われます。地球上の動物は陸の上で暮らすか、海の中で暮らすかだと。でも、もうひとつ大きな場所を忘れていませんか?今回は地面の中で生活している、動物、植物について何冊か紹介します。 『じめんのうえとじめんのした』 じめんのうえ…
雪の結晶というものを見たことがあるでしょうか。顕微鏡で雪を見るときれいな六角形が見えるのです。これぞ自然の造形美といったかんじで感動を覚えますよ。小学校の頃に見てなんとなく知っているという方も、あらためて見てみることをおすすめします。 『中…
植物の種って不思議ですね。あんなに小さいのに複雑な遺伝情報が書き込まれちゃんと、元の通りの姿に成長するんですからね。そんな種子の神秘ともいうべき物語を分かりやすい絵本で紹介します。 『みどりいろのたね』 みどりいろのたね (福音館創作童話シリ…
私達の命の源である水。その水に真剣に向き合うという意味では共通の物語を集めてみました。ちょっと変わり種ですが、水について考えるきっかけになる本を紹介します。 『DIVE!(ダイブ)1 前宙返り3回半抱え型』 DIVE!! (1) (角川コミックス・エース) …
森の中に子供が入っていく話といえば『ヘンゼルとグレーテル』など、なんだかおどろおどろしい怖い話を想像しますね。でも今回紹介するお話は、どちらかというと探検、冒険色が強い本なのです。 『ぼくだけの山の家』 ぼくだけの山の家 著・ジーン・クレイグ…
私たちは動物に対して、特に物語の中では決まりきった役割というかイメージを持って捉えています。いわく、オオカミは乱暴者、キツネはずる賢い、豚は愚鈍だとか。そんな動物に対して持っている固定観念を、心地よく破壊してくれる楽しい本を紹介します。 『…
地球温暖化とは?とか環境破壊を何とかしなければいけない、なんて大上段に構えて議論するよりもときには絵本で説明されたほうが、しっくりくることがあります。そんな環境問題、とくに森林破壊について書かれた絵本を紹介します。 『どんぐりかいぎ』 どん…
昔話に登場するお花って、なんだか意志を持って行動しているような気がしませんか。実際にはそんなことはないんでしょうが、たくましい進化の遂げ方をみていると何となくそんな風にも思えてきます。 『たんぽぽ』 たんぽぽ (かがくのとも絵本) 著・平山和子…
自然ってなんでこんなにうまくできているんだろう?きっと神様が作ったに違いない。そう思えるようなことが大自然にはたくさんありますね。そんな自然を舞台にした物語を紹介しましょう。 『コウノトリがおしえてくれた』 コウノトリがおしえてくれた 著・池…
田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに会うと昔の遊びを教えてくれて新鮮な気持ちになりますね。昔はこういうことをするしかなかったんだよ、と自嘲気味に言われるけど、全然色褪せなくて楽しい遊びばかりですよ。 『植物あそび』 植物あそび (福音館の科学シ…
現代の私達は毎日食べるものに困ることもなく、贅沢さえ言わなければ生きていくことは、そう難しいことではありません。でもその食べていくというこにさえ毎日、悩む日々を過ごした人が、そんなに遠くない過去に存在したのです。そんな人々のたくましい生き…
ひと夏の思い出という通り、夏はすぐに過ぎ去ってしまうもの。身体で感じたその体温の暑さ、ぎらぎらと照りつける太陽。 残るのは甘くほろにがいノスタルジー。そんなほとばしるような情熱と倦怠感を味わえる小説を集めました。夏の夕暮れに手にとりたい本で…
あわただしい日常、音や情報の手垢にまみれて疲れたとき。そっとしておいてほしいとき、一人の時間が欲しいとき。静かな場所を求めるときがあります。何事にも惑わされず、じっと自分の殻にこもりたいとき。そんなときに寄り添ってくれる本を紹介いたします…
西洋の薬草、ハーブ。料理のスパイスとして、アロマやメディカルハーブとして、民間療法のひとつとして様々な使い方をされています。 いい匂いに包まれて暮らす生活は優雅なもの。庭でも簡単に育てられるものもあるので、生活の中にハーブを取り入れてみては…
赤ちゃんがお母さんに抱っこされると泣き止んだり、好きな人に抱きしめられるとほっと安らいだり。「手当て」という言葉がある通り、手を当てることによって傷が癒えたような気がしたり。皮膚と皮膚が触れ合うことで、心と心が触れ合うような温かい気持ちに…
食欲の秋ですね。そんな時にはピクニックがおすすめ。 木陰で読書をしたりお昼寝をしたり。そんな優雅な時間を過ごして、明日へのエネルギーに変えるのはいかがでしょうか。 今回は、今すぐピクニックに行きたくなる本を紹介いたします。 青空ピクニック弁当…
生きていることは一瞬一瞬が過去になっていくこと。ついさっきのことも記憶することから生命は繋がっていきます。温かな記憶も悲しい記憶も、何でもない日常のふとした出来事も、自分を形成する大切な一部です。今回は記憶をテーマにした本を紹介いたします…