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【自然 本】大自然を舞台にしたおすすめ物語

自然ってなんでこんなにうまくできているんだろう?きっと神様が作ったに違いない。
そう思えるようなことが大自然にはたくさんありますね。
そんな自然を舞台にした物語を紹介しましょう。

 

『コウノトリがおしえてくれた』

コウノトリがおしえてくれた

著・池田啓
コウノトリは、つばさを広げると2メートルにもなる大きな鳥です。つばさの先端だけが黒く、ほかは真っ白。上昇気流をつかまえると、グライダーのようにゆっくりと回りながら空高く舞い上がり、松などの高い木にとまります。日本の空からは、40年以上前に
姿を消してしまいました。農薬や乱獲のため、野生で生きられなくなったのです。但馬地方(兵庫県)で、再び日本の空にコウノトリをよびもどそうというプロジェクトがはじまりました。
著者は、兵庫県立コウノトリの郷公園研究部長で、コウノトリの野生復帰のために、人と自然が共生することの大切さを説き、説得力がありますね。

 

『楽しいスケート遠足』

楽しいスケート遠足 (世界傑作童話シリーズ)

著・ヒルダ・ファン・ストックム
むかしのオランダの話です。寒い冬がくると、川や運河が凍って、何千キロ、何万キロも続く氷の道ができます。16人の子どもたちが、くつにスケートの刃をくくりつけて出かけます。先生は、一番前で長いポールを持っています。子どもたちは、そのポールにつかまって、一列になって進みます。川は、まがったりうねったりして、つぎつぎにかわる風景が楽しめます。途中、熱々のココアとケーキで休憩します。
すいすい滑っていく先には、小さな冒険も待っています。
1934年にアメリカで刊行された作品です。作者自身が手がけた挿絵は、古風だが生き生きとしていて、全体の雰囲気を盛り上げています。

 

『シャーロット・ドイルの告白』

シャーロット・ドイルの告白

著・アヴィ
シャーロットは、たったひとりの乗客として、イギリスに向かう帆船に乗りました。ところが、残酷な船長と船員たちの争いに巻きこまれ、生き残るには、乗客の身分を捨て、マストに上って、船員として認めてもらうしかありません。
シャーロットは、マストのてっぺんを目指して、帆桁をゆっくり上っていきました。
大海原でくりひろげられる陰謀、裏切り、恐怖、勇気、試練...過酷な船上で、13歳の女の子の戦いがはじまります
乗客として乗り込んだ船上で次々と不審な事件にまきこまれる前半、船員として成長していくシャーロットを描いた後半、どちらもぐいぐい読者を引きつけるでしょう。読みやすく痛快な冒険物語なので小学校高学年の子にオススメです。

 

以上、大自然を舞台にした物語でした。
あなたも大自然を本の中で味わってみませんか。

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