2018-11-06から1日間の記事一覧
現代の日本はとても平和で生きるか死ぬかといった貧困とは無縁の世の中になりました。昨今、マスコミで取り沙汰されている貧困云々とはレベルが違う壮絶な状況が過去には確かにあったのです。そんな時代に心をはせて現代の我々が置かれている僥倖を噛み締め…
画家が絵を描くことを志そうとするキッカケってなんなんでしょうか。子供の頃から自然に筆を手に取るという人もいるでしょうが多くは周りの環境によるものが大きいでしょう。そんな絵に親しめるいい環境を描いた本を紹介しましょう。 『はじめてであう美術館…
ときに純粋に絵を描くという行為を描いたもの以外にも芸術作品を語った作品はあります。むしろ却って、違う方向から光を当てた物語の方が多くを語ることもあるケースが多いです。そんな、普段とは少し違った方向から見た絵画をテーマにした本を紹介しましょ…
「アルプスの少女ハイジ」と並んで、ある一定以上の年齢層に響くアニメ作品に「フランダースの犬」があります。ラストは悲しい結末なのですが、日本人の少年少女にデンマークという国やコペンハーゲンという地名、ルーベンスという画家の名前をメジャーなも…
ピアノを習わせたり、バイオリンを練習させたり、音楽の習い事をさせている親御さんは多いことでしょう。でも親から言われたから通ってるというお子さんも、これまた多いのではないでしょうか。そんなお子さんに読み聞かせてみたい本を3冊紹介します。 『ピ…
それまでは親から本を読み聞かせされていた子供が、一人で読み始めるときってどんな気持ちなんでしょうね。例えるなら、自転車に初めて乗れたときのような、一気に自分の周りの世界が広がる感覚なんじゃないでしょうか。そんな独り立ちの手助けをしてくれる…
読書好き、活字中毒、本の虫、など、本が好きな人はいろいろな呼ばれ方をしていますが意外と読んでいない分野に“詩”があります。もしかしたら人生の何割かを損してるかもしれませんよ。 『いちねんせい』 いちねんせい 著・谷川俊太郎この本に載っている23の…
幼少期の子供のいたずらは微笑ましいものですね。 でもそれも度を過ぎると周囲のものから疎まれてきます。それでもなお、子供時代にそういう経験は必要だよなと感じさせてくれる本をご紹介します。 『こぶたのレーズン』 こぶたのレーズン (こぶたのレーズン…
演劇や演奏会は、華々しく見ているものを魅惑してやみません。そんな演者たちも、舞台の準備や裏方たちの地味な仕事に支えられているのです。普段はなかなか知ることのない舞台裏について、ちょっと覗いてみませんか? 『絵本夢の江戸歌舞伎』 絵本 夢の江戸…
日本のみならず世界的に有名なマンガ『ドラゴンボール』をご存知かと思います。この物語の中でドラゴンは人間の願いを何でも叶えてくれる、ある意味で神をも超越した存在です。昔話には、龍の伝説を描いた本がたくさんあります。そんな、いろんなドラゴンを…
人は、ともすると現在の状態だけで、他人を評価しがちの部分があります。その人が、これまでどんなことを経験して今に至ったか、そういうことを想像せずに済ますことがあるものです。自分の人生だけでは想像力が足りない、そう思ったときにオススメの本をご…
日本では特定の宗教を信仰する人が少なく、祈りというとすぐに宗教を連想しがちですが、宗教の差に関わらず、祈りの根底はどれも同じような気がします。 日本は八百万の神という通り、万物に魂や精霊が宿るという精霊信仰もありますし、結婚式はキリスト教式…