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【絵が好き プレゼント】絵を描くことが大好きな子供にプレゼントしたい本

「アルプスの少女ハイジ」と並んで、ある一定以上の年齢層に響くアニメ作品に「フランダースの犬」があります。
ラストは悲しい結末なのですが、日本人の少年少女にデンマークという国やコペンハーゲンという地名、ルーベンスという画家の名前をメジャーなものにした功績があります。
そんなネロの生き方に感動した経験のある人におすすめの本を紹介します。

 

『アルフレートの時計台』

アルフレートの時計台

著・斉藤洋
クラウスが、友だちのアルフレートに大きくなったらなんになるかと聞くと、アルフレートはまよわず「画家!」と答えました。アルフレートが絵を描いているのを見たことがなかったので、クラウスは驚きました。
アルフレートは、有名な画家になって大金持ちになり、時計台を買うといいます。街の広場にある古い時計台はふたりのお気に入りで、いつも扉の取っ手を回すのですが、一度も開いたことはありません。それからふたりは、20年以上会いませんでした。アルフレートは絵を描いたのでしょうか?
時計台と広場をめぐるタイムファンタジーです。2人の少年の友情と、時を経た交流を描き、ふしぎな魅力をもっています。

 

『フランダースの犬』

フランダースの犬 (新潮文庫)

著・ウィーダ
ネルロは、2歳のときにおかあさんがなくなり、80歳のおじいさんにひきとられました。ふたりの貧しい生活の中に、ある日、大きな犬のパトラッシュが加わりました。前の飼い主にいじめられ、死にかけたところを、ネルロたちに救われたのです。
ネルロには絵を描く才能がありました。ルーベンスという画家の絵にあこがれていましたが、見るのにはお金が必要でした。おじいさんが死んで、小屋を追い出され、クリスマスの夜にネルロがしたことは......。
少年と犬の愛情、芸術家としての少年の熱いおもい。アニメ化もされ、1872年の作品ながら、今でもこの本で涙する人は多いです。

 

『ほんとうの空色』

ほんとうの空色 (岩波少年文庫)

著・バラージュ・ベーラ
絵を描くのが大好きな男の子ファルコーは、野原の花の汁で絵の具をつくりました。おどろいたことに、その絵の具で空を描くと、本物の空と同じように、太陽がかがやき、日が暮れたり、くもったりするのです。
暗くなった空には、小さな星がきらめき、銀色に光る月と、大熊座も見えます。絵の具の名前は「ほんとうの空色」。ファルコーは、絵の具をコップに入れてかくしました。「ほんとうの空色」で描いた不思議な絵のことは、おかあさんにもひみつです。
バラーシュはハンガリーの詩人で、映画人。作曲家コダーイやバルトークらとも親交があったそうです。みずみずしい色彩にあふれたこの物語は、著者のお気に入りの作品で、絵を描くことが好きな子どもにそっと手わたしたいおすすめの1冊です。

 

芸術に身を捧げる少年はなぜ、ああも美しいのでしょう。それは美しいものを一心に表現しようとする志にあるのでしょうね。
ぜひ美術に興味がある少年少女に読んでもらいたい本です。

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