2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
世間には速読という手法があります。人生は短く時間は限られているので、なるべく多くの本に触れたいという気持ちも分かりますがでも、考え、ゆっくりと読むという味わう読書も奥深いものです。 『100の思考実験あなたはどこまで考えられるか』 100の思考…
再婚、死別、人生には様々なシーンが訪れます。 望むと望まないとにかかわらず、環境に順応する必要もあります。 そんなときに少しでも役に立つかもしれない本をご紹介します。 『赤毛のアン』 赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫) 著・ルーシー・…
美術館にいけば、常になにか常設展というものはやっています。でも普段、そういうところに縁のない人は知り合いにチケットでももらわない限り足を運ぶことはないですよね。そんな人のために、うーんおもしろいと言わせる本を紹介します。 『ロベール・クート…
ピカチュウ、ミッキーマウス、ソニックなど。世界的に人気なキャラクターはネズミや猫である場合が多いです。 でもリアルのネズミたちって普段、何を考えて生活してるんだろう?餌をゴミ箱から漁って、子供をたくさん産んで、くらいにしか思ってないけど実は…
海外ではスポーツとの関わり方は、参加する選手とその他という単純なものではありません。もちろん日本でだってそうなのですが、より歴史があるというか深い考え方があるのです。そんなスポーツとの関わり方について書かれた本を紹介します。 『マーク・カベ…
あなたは最近、手紙って書きましたか?メールやSNS全盛の世の中、なかなかそんな機会はないって人がほとんだと思います。でもあらたまって便箋を前に相手のことを想像しながら書くっていうのもいいものですよ。そんな自分を見つめ直すことにもつながる、お手…
世間には何気なくページをめくっていたら、どんどんおもしろくなって読むのがやめられないという本があります。さあ、読もう!と気合いを入れずに手にとった本ほど、そういう傾向があるようです。そんなかっぱえびせんのような、中毒性のある本をご紹介しま…
母と娘というのは男の家族とはまた違った微妙な関係性があると言います。仲が良かったり、悪かったり、付かず離れずの関係なのだそうですね。そんな母娘の情景を描いた本をご紹介します。 『わたしのおかあさんは世界一びじん』 わたしのおかあさんは世界一…
高校生時代というのは、いろんなものに触れて感動して人間的にも一番成長する世代ですね。そんな何事も貪欲に吸収する能力をもった高校生に読んでいただきたい3冊をご紹介します。 『モンサンミッシェル 奇跡の巡礼地』 モン・サン・ミシェル:奇跡の巡礼地 …
カエルについて、みなさんはどのようなイメージを持っているでしょうか?「かえるのうた」や梅雨が一般的でしょうかね。ぬるぬるしてて気持ち悪いとか、あるいは田植えのシーズンにゲコゲコ鳴いてうるさいだとかあまりプラスの印象はないのかもしれませんね…
神さまがいるかどうかは別として、命が生まれ、育っていくこんな複雑な仕組みを誰がどうやって作ったのか、疑問に思うときがあります。そんななぞに満ちた様々な生物の様子を描いた本を紹介します。 『たまごのはなし かしこくておしゃれでふしぎな小さな命 …
幼児期の子育てって、まるでわがまま放題の王様が家の中にいるようですね。 そのようすを眺めながら成長を見守るのは、とても楽しいことなのですが 学校に上がるという年齢になると自我が目覚めてきます。 そんなときに読み聞かせしてみたいオススメ本をご紹…
引きこもりで生きているのでない限り、人間は他人と関わって生活しなければなりません。その中では、どうしても気の合わない人というのは存在するものです。そういう人間関係の中で自分は傷ついているなと自覚しだしたら読んでほしい本があります。 『「つな…
世の中には人生の師とも呼ぶべき、おじいちゃんがいます。親よりも人生経験があり、しかも自分にとって肉親であるという条件は大きな要素でしょう。そんな大きな存在、祖父について書かれた名作を3冊ご紹介します。 『ハブテトルハブテトラン』 ([な]5-1)ハ…
大学に入ると文学部ではなくても一般教養科目て心理学というものがあります。テレビドラマの心理分析官などが活躍している場面を見て憧れを持った方もいるでしょう。そんな心理学に関する本を違った分野から3冊ご紹介します。 『江豆町 ブリトビラロマンSF…
少年はいろんな体験をして大人になっていくという物語は古今東西いろいろなものがありますね。中でもが読んでいて胸が踊る物語をご紹介します。 『怪物ガーゴンと、ぼく』 怪物ガーゴンと、ぼく (児童図書館・文学の部屋) 著・ロイド・アリグザンダーぼくは1…
学校を卒業して、晴れやかな気持ちで就職したものの、なんか違うなあって思ってませんか。やりがいを求めているというとも違うし、自分は一体何がしたいんだろうと悩んでるOLに読んでほしい本があります。 『ユーモアの鎖国』 ユーモアの鎖国 (ちくま文庫) …
子育てをしていると、自分の子がいつの間にこんなに成長したんだろうって思う瞬間があります。そんな子は親の気付かないところで、冒険の体験をしているものです。それは実体験だろうと本の中の世界だろうと変わりません。子供の成長に大きく役立つであろう…
障碍、または障がい者と向き合うというのは、最初は戸惑うものです。特に身内にいないと、どう対応したら分からず、どんな反応をしたらいいのかも分かりません。自然体でいればいいのですが、それはなかなか大人が教えてくれません。そんなときに絵本から入…
子供を育てるという行為は、それが人間にせよ、動物にせよ、とても大変なことだということには変わりはありません。しかしなぜ、その大変なことをやるのかというと本能だけではなく、喜びが大きいからでしょう。そんな子育ての大変さ、感動を描いた本を3冊…
世の中にはゴリゴリ頑張ってる風を見せずにいるのだけどそれでいて、物知りで博学で、こうなれたらいいなと憧れる女性がいますね。三者三様で、それぞれが個性的な3人の女性を紹介します。 『わたしの外国語学習法』 わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)…
「経済学を勉強したって金持ちにはなれないよ!」そんなセリフを経済学部出身者はよく言われるそうです。でも世の中の仕組みを知ってるかどうかで、人生の様々なシーンでの立ち回り方って全然違ってくるんですよ。 経済学は難しくない。今回は身近なテーマか…
乳幼児の子育てに関する本を3冊集めてみました。こんなとき、こういう対応でいいのかなと子育て中に疑問に思ったときに開くと安心スル本ですよ。 『世界の抱っことおんぶの絵本 だっこされて育つ赤ちゃんの一日 』 世界のだっことおんぶの絵本―だっこされて…
人々は王族や貴族などの上流階級の人達をみて羨ましいなとか変わってくれないかな、なんて思ってしまいますが、実は内情は結構キツイものがあったりするのです。そんな人の上に立つものの苦労を描いた作品を紹介します。 『ムギと王さま』 ムギと王さま―本の…
卒業旅行のシーズンになると滅多にいけない海外旅行の計画を立てる大学生は多いでしょう。もちろん日本国内にだって、まだまだ知らないところは多いのですが時間に余裕があるうちに海外に見聞をひろめることはいいことです。その際にもしかしたら参考になる…
動物を擬人化して物語に登場させるの絵本は子どもたちをストーリーの中に連れて行きやすいです。そんな奮闘する動物たちを描いた佳作を紹介しましょう。 『ネコのタクシー』 ネコのタクシー (福音館創作童話シリーズ) 著・南部和也トムは、タクシーのうんて…
兄弟がいると大変なことも多いけれど、楽しいことのほうが圧倒的に多いですよね。そんな兄弟のゴタゴタを楽しく描いた本を紹介します。 『すえっこOちゃん』 すえっこOちゃん 著・エディス・ウンネル・エルスタット 本当はオフェリアという名前ですがみんな…
あなたにとって、おばあちゃんってどんな存在でしたか?優しくて、無条件に包み込んでくれて…などのイメージですよね。でも、ちょっとおてんばで可愛い、変わり種のおばあちゃんのお話も楽しいですよ。 『おばあさんのひこうき』 おばあさんのひこうき (創作…
大学で経済学を学ぶと、様々な手法を教わります。それらは万能ではないにせよ、現実世界をかなり的確に分析してくれるものです。でも教科書に載らない暗黒部というか例外的な世界が現実にはあるのです。 『ヤバい経済学悪ガキ教授が世の裏側を探検する』 ヤ…
自我というものが芽生えてくると、自分と他人とを区別することを覚え自分の視点、他人の視点というものが存在することを自覚していきます。いったん、こういう視点を持つと意外に他の見方というものをなくしてしまう傾向がありますね。そんなときに頭の柔軟…