ほんのむし

読書はみんなのサプリ

他人との接し方、コミュニケーションを絵本から学ぶ

幼児期の子育てって、まるでわがまま放題の王様が家の中にいるようですね。

そのようすを眺めながら成長を見守るのは、とても楽しいことなのですが

学校に上がるという年齢になると自我が目覚めてきます。

そんなときに読み聞かせしてみたいオススメ本をご紹介します。

 

『ハナさんのおきゃくさま』

ハナさんのおきゃくさま (福音館創作童話シリーズ)

著・角野栄子

町はずれの森の近くの家にひとりで住んでいるハナさんと、そこにやってくるおきゃくさんたちのお話です。

ハナさんの家にはげんかんが「2つあって、1つは前のほうに、もう1つは森のほうにむいていました。前からも森からも、おきゃくさんがやってきます。

どんなおきゃくさんかって?山ばあさんや、おばけの子。ねずみのおにいちゃんや、雪だるま・・・。だれとでもお友だちになるハナさんの家に、あなたもいってみませんか。

町と森との「さかいめばあさん」を名のるハナさんの家の、楽しいお客さんたち。妖怪というほどこわくなくて、ふしぎな気分をあじわえます。お客さんごとの短編になっているので、長い話を読みなれない子にオススメです。

 

『クッキーのおうさま』

クッキーのおうさま (わくわく幼年どうわ)

著・竹下文子

りさちゃんは、おうさまのかたちをしたクッキーをつくりました。こんがりやけて、おいしそう。

でも、食べようとすると、「わたしはおうさまだ」といって、たべさせてくれません。とうとうおうさまは、りさちゃんの家のだいどころにすむことになりました。

ものさしと、はさみと、セロハンテープを、けらいにしてね。

子どもの身近にある材料を使った、親しみやすいお話です。いばりんぼうの王さまがまき起こす事件は、ユーモラスで楽しいですね。

続編に『クッキーのおうさまそらをとぶ』と『クッキーのおうさまえんそくにいく』もあります。

 

『ぼくは王さま』

ぼくは王さま (フォア文庫 (A008))

著・寺村輝夫

王さまのおはなしです。あそぶのがだいすきな王さまです。あそんで、おかしを食べて、あそんで、勉強して、あそんで、ひるねして、あそんで、ごはんを

食べて......それで一日がおしまいになりました。

ある日、おうさまは、はじめてしゃぼん玉であそびました。きれいなしゃぼん玉がこわれてしまうのを見て、つぶれないしゃぼん玉がほしくなりました。

しゃぼん玉を糸でつないで、くびかざりをつくりたいと思ったのです。すると、ふしぎな男の子が、しゃぼん玉の実をつくるほうほうを教えてくれました。

子どものような王さまが活躍するお話です。ナンセンス・ストーリーの代表として、子どもたちに支持されてきました。大人にとっては、ときには人間への皮肉とも感じられるアイロニー溢れる本です。

「ぼくは王さま」のシリーズとして続きもありますよ。

 

お話に出てくる王様って、子供のことを指してるんでしょうね。

だからこそ、こういう本は子供にとって感情移入しやすいのかもしれません。

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