芸術
雪景色の美しさを感じる本 寒くてすぐに暗くなる冬。外で遊べる時間が短くなるので、子どもたちにとってはちょっとつまらないと思うことも…。 冬には冬の醍醐味があり楽しみもたくさんありますが、雪景色の美しさはどんな楽しみにも変えられません。 今回は…
パフォーマンスアーティスト・ミュージシャン・作家・女優・映画監督という多彩な才能を持つミランダ・ジュライ。 2005年、脚本・監督・主演を務めた初の長篇映画「君とボクの虹色の世界」でカンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞し、若者層を中心に大きな…
日頃から子供達に読み聞かせをしている方の中には、英語の絵本にチャレンジしたいけれど、どの絵本を選んだらいいのかわからない、と言う方もいらっしゃるかと思います。日本人の子供達に大人気のヨシタケシンスケ氏の絵本には、英語版があることをご存知で…
女性たちをコルセットから開放し、当時は男性用下着の生地として使用されていたジャージ生地のスーツを作ったり、喪服の色だった黒を個性を引き立たせる色として活用したり、ファッション界で次々にタブーを破り革命を起こしたココ・シャネル。 孤児院育ちの…
リズムカルなサウンド、先の読めない展開。ジャズは自由で個性あふれる音楽。そのときのメンバーの気持ちが溢れて融合したアドリブのあるセッション、管楽器の高らかな響きにベースサウンドが心地良く響く大人のための音楽。格式にとらわれず、庶民の音楽と…
エコール・ド・パリの前衛女流画家として活躍したマリー・ローランサン。キュビズム画家として出発し、ピカソやマティスに影響を受け、独自の美術をつくり上げた世界初の女流画家といわれています。淡いパステル調の色彩、柔らかな少女の表情は絵本の挿絵の…
藤田嗣治とは 1920年、芸術が華ひらいたパリ。モンマルトンで活躍した外国人画家たち。そのうちの一人が藤田嗣治。おかっぱあたまと丸めがね、柄つきのシャツとオシャレでモダン、フーフー(お調子者)と呼ばれ、パリで愛された画家です。日本画のタッチを生…
ゴダールとは? 60年代フランスで活躍した映画界の寵児との呼び声の高いゴダール。ヌーヴェル・ヴァーグの旗手と呼ばれ、伝統的スタイルにとらわれない自由なカメラワーク、ビビッドなフレーミングでメッセージ性の強い映画を作り続けました。 代表作について…
男性はもちろん、女性も美女が大好き。美しい人を見ていると憧れや感嘆の気持ちが出て癒されるもの。現代は美女の定義も人それぞれ最近は「雰囲気美人」なんていう言葉も流行しています。外見に関していえば整形手術も一般的になってきました。 メイクの技術…
数奇な運命をたどった印象派の画家、ゴッホ。 独特の色彩感覚と抽象化された絵は時を超えて現代の人の心を離しません。 生前に功績が認められなくても絵画への情熱を忘れずにキャンバスにむかい続けたこと、日本絵画から影響を受けたことも日本でのゴッホの…
子どもの頃、バレエを習っていましたが、大人になった現在でも身体は柔らかく、身のこなしが綺麗だとお褒めのことばをいただくことがあります。 ちょっとした指先のしぐさや姿勢の正しさは日々意識していないと保つことができません。お稽古は厳しかったもの…
色の持つ不思議な力。 同じ色でも色の鮮度や明暗によって顔周りがパッと明るくなったり、TPOやその日会う人の好きな色を洋服に取り入れることによって、自分の印象を変えることができます。 自分に似合う色が分からない、色味のある洋服をどう着こなしていい…
宗教画から始まった絵画。字が読めない庶民のために物事を伝えるための表現方法として利用されてきました。 その後は貴族の肖像画などの現代でいう写真家の代わりや、自己表現の手段として描かれてきました。社会情勢によっては、反政府的なものとみなされ廃…
自然界に存在するとは思えないほど、緻密で繊細な美しさを放つ鉱石たち。 オパールやローズクオーツ、トルマリンなどなど、その名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな鉱石の魅力に取りつかれた著者たちが上梓した、鉱石をテ…
子供の頃は、なんであんなもの真剣になって集めていたんだろうと思い起こすことがあります。人それぞれ価値観は違うとはいえ、ちょっと変わったコレクションというものは興味がありますね。 『たからものくらべ』 たからものくらべ (福音館創作童話シリーズ)…
美術館でたまに催される「だまし絵」展って、なんであんなにおもしろいんでしょうね。人間の錯視、錯覚を利用した作品には分かっていてもビックリさせられます。そんな体験を手軽に読書でできるので、これは見ない手はありませんよ。 『光の旅かげの旅』 光…
画家が絵を描くことを志そうとするキッカケってなんなんでしょうか。子供の頃から自然に筆を手に取るという人もいるでしょうが多くは周りの環境によるものが大きいでしょう。そんな絵に親しめるいい環境を描いた本を紹介しましょう。 『はじめてであう美術館…
ときに純粋に絵を描くという行為を描いたもの以外にも芸術作品を語った作品はあります。むしろ却って、違う方向から光を当てた物語の方が多くを語ることもあるケースが多いです。そんな、普段とは少し違った方向から見た絵画をテーマにした本を紹介しましょ…
「アルプスの少女ハイジ」と並んで、ある一定以上の年齢層に響くアニメ作品に「フランダースの犬」があります。ラストは悲しい結末なのですが、日本人の少年少女にデンマークという国やコペンハーゲンという地名、ルーベンスという画家の名前をメジャーなも…
手軽に読める文庫本も電子書籍も便利ですが、ずっと傍においておきたい宝物のような紙の本も素敵だと思います。 読み捨てるのではなく、大切なものは丁寧に扱って、何代にも渡って読み継がれてほしいと思います。本との対談を楽しむのは大人の究極の楽しみ。…
芳しい紅茶。深い色合い、透き通った色合い、茶葉がゆっくりひらいていく様子。一口飲むと、心まで豊かな香りに満たされリラックスできるひとときに。そんなロマンチックでおしゃれな紅茶が登場する小説を紹介いたします。紅茶のおともに、是非手にとってみ…
和菓子には洋菓子にはない風情があります。もともとお茶請けとしてお茶をひきたてるために作られた和菓子。甘さ控えめで低カロリー、素朴な優しい味わい。上品な見た目も美しく、四季を感じられ、そこには「物語」があります。今回は、和菓子にまつわる本を…
人魚姫のおなはしからか「人生は泡のよう」なんていう表現もある通り、美しくすぐに消える儚い印象がする泡。ふわふわのさわり心地、空気を含み、風にのってどこまでも漂っていく自由で柔らかく女性的でファンタジックなイメージもあります。今回は、そんな…
モノクロだからこそ見える世界がある。見るものの想像力をかきたて、無限の世界が広がるからこそ、言葉のひとつひとつの重みも変わってきます。人生のそのときどきにより受け取り方が変わるのもモノクロ世界の良いところ。何度読んでも飽きることのない手元…
芸術の分野である絵画・音楽・文学・・・このどれもにジャンルレスに取り組んでいる有名アーティストは、実は数多く存在します。今回注目したいのは、音楽のプロである有名ミュージシャンが、ジャンルを飛び越えて自ら上梓した“絵本”です。どの絵本も、音楽…
時代を超えて愛されているアーティストといえばビートルズ。シンプルなメロディで人々を惹きつける温かい音楽。一大ブームメントを巻き起こしました。人気絶頂の頃を知らない方も、英語の授業で取り上げらたり、映画やCMで曲が使われていたりと、知らない人…
煌びやかな衣装、音楽に合わせて優雅に踊る姿バレリーナの姿に子供のころあこがれていた方、ダイエットやおとなバレエを続けている方におすすめのバレエがテーマの本を紹介いたします。 もちろん、総合芸術としてバレエ鑑賞が趣味の方にも手に取っていただき…
女性なら、メイクがきまらないだけで何となく気分が上がらなかったり、別人になったような錯覚になったりすることは日常的にあると思います。 社会人として化粧をすることは「当たり前の身だしなみ」であり、日常的に「非現実な自分」を体現しているのです。…
美術館にいけば、常になにか常設展というものはやっています。でも普段、そういうところに縁のない人は知り合いにチケットでももらわない限り足を運ぶことはないですよね。そんな人のために、うーんおもしろいと言わせる本を紹介します。 『ロベール・クート…
ときに写真は言葉で表現するよりも多様なメッセージを受け取る側に与えてくれます。 見る人にとっていろんな意味を持たせてくれる写真、中でも見ている人を癒やしてくれるものをピックアップしてみました。 『未来ちゃん』 未来ちゃん 著・川島小鳥 佐渡在住…