芸術
バラエティ番組で“読書芸人”が特集されるほど、お笑い芸人の中にはディープな読書好きの方が数多くいるようです。また、自らが書いた小説作品で権威ある文学賞を受賞したピース又吉氏もよく知られていますよね。そこで私がおすすめしたいのは、現在も第一線…
かつてより平均寿命が延び、“人生80年時代”とも言われる現代。40歳という年齢は、ちょうど人生の折り返し地点に位置します。まだまだ若いことは確かですが、徹夜ができなくなった・疲れがとれにくくなった・風邪が治りにくくなった等々…、経年変化を自分の身…
日々の忙しさに追われ、なかなかゆっくり映画を観る時間がない…そんな時でも、本ならば常に手元に置いておけますし、隙間の時間を活用して読み進めることができます。そこで私がおすすめしたいのは、映画好きのあなたにもぜひ読んで頂きたい、後に映画化され…
芸術とは!?なんて大上段に構えなくても、素のこころで眺めていると思わず見入ってしまう写真というものがあります。それが伝えているものがあなたの心に刺さったのでしょう。そんな作品群を紹介します。 『メメントモリ』 メメント・モリ 著・藤原新也死体…
音楽は「翻訳の出来ない詩」だと言われることもありますが、小説の中には音楽や歌が印象的な作品が多数あります。今回はそんな小説の中から、それぞれ雰囲気の違う作品を3つご紹介いたします。 『草迷宮』 草迷宮 (岩波文庫) 泉鏡花 文豪泉鏡花の名作です。…
本を選ぶ際に装丁というのをとても大きな要素になるでしょう。だってお金を出して本を買うという行為はただ活字が読めればいいというものではないですからね。装丁が凝っていて、しかも中身もおもしろいという3冊を紹介します。 ジャケ買いならぬ、装丁買い…
普段の生活の中で別に気にせずにやり過ごしていることってありますよね。でも気になって気になって調べずにいられない、こだわり人間もいるのです。そんな好奇心旺盛、知識欲の高い、こだわりの人達を描いた本をご紹介します。 『ぎおんご ぎたいご じしょ』…
普段、自分の興味のない世界に触れることであらたな自分を発見することはあるものです。たまに、そんな自分に油を挿すというか、脳の使っていない領域を働かせるのもいいもんですよ。 『おじさん図鑑』 おじさん図鑑 著・なかむらるみ長年社会をわたり歩いて…
「たゆたえども沈まず」は、今乗りに乗っている作家原田マハの一番のおすすめ作品です。 この本は一言で言えば、史実に基づいたフィンセントゴッホの生涯を描いています。ですが、一言で終えられない読み応えです。 「たゆたえども沈まず」 たゆたえども沈ま…
忙しい日常の中、いつもと同じルーティーンをこなすだけでは取りきれない重ーい疲れが、どんどん体や心に溜まっていきます。そんな疲れを癒してくれるのがちょっとした”非日常”です。アート好きのあなたにとっての”非日常”としては、美術館やギャラリー巡り…
伝統の匠の技を現在に引き継ぐのが伝統工芸。厳しい修練を経てその技を身につけた熟達の名人が語る話はひと味もふた味も違うものです。 「木に学べ―法隆寺・薬師寺の美」 木に学べ―法隆寺・薬師寺の美 (小学館文庫) 法隆寺の再建に関わり最後の宮大工棟梁と…
みなさんは、「直木賞」と「本屋大賞」を同時受賞している作品をご存知でしょうか?直木賞とは、直木三十五賞の略称で、1年に2回ある、芥川賞と並ぶ、日本で一番権威ある小説のタイトルです。本屋大賞とは、全国の書店員の投票で選ばれる、「読者が選ぶ直木…