美術館でたまに催される「だまし絵」展って、なんであんなにおもしろいんでしょうね。
人間の錯視、錯覚を利用した作品には分かっていてもビックリさせられます。
そんな体験を手軽に読書でできるので、これは見ない手はありませんよ。
『光の旅かげの旅』
著・アン・ジョナス
この本は、少し目を離して、遠くから見てください。そして、最初は、普通に読み始めます。車に乗って町までドライブです。でも、最後のページまできたら、気をつけて。ここで終わってはいけません。
本をさかさまに、ひっくり返してみましょう。ふしぎなしかけがあるのです。おはなしはまだ続きますから、ちゃんと家まで帰ってくださいね。
この本は視覚のトリックを効果的にとり入れたしかけ絵本です。ぜひ読み聞かせで楽しみたいですね。本をひっくりかえしたとたん、小学生の男の子たちから「おおーっ、すげえ」という声があがったりする人気の1冊です。読み聞かせが、ちょっとマンネリになってきたなと感じているお母さんにおすすめの本です。
『ふしぎなえ』
著・安野光雅
題名通り「ふしぎな絵」がならんでいます。ある部分だけ見ると、普通の絵に見えますが、こっち側から見た絵と、反対側から見た絵が、どうしても一緒にならないのです。
目の錯覚を利用した「だましえ」です。不思議しか、言いようがありません。ゆっくりじっくり、絵を見てください。
視点を決めると、矛盾が起こる。ひとつの絵を視点をいくつか変えてみると破綻しない。どうしてそうなるのか、ことばで説明できなくても、絵を見て楽しめばいいと思います。別に説明はできなくても、子どもと一緒に不思議がるのが、いい見方なのでしょうね。
『ふしぎなナイフ』
著・中村牧江
テーブルの上に置いてある1本のナイフ。おうちにあるナイフとおなじように見えるけれど、じつは、ふしぎなナイフなのです。まがったり、おれたり、ねじれたり、ちぢんだり。そんなことありえないとおもいますか?では、この絵本でたしかめてみてください。
それぞれに、コピーライター、グラフィックデザイナー、CMアニメーターの経歴をもつ著者たちによる、斬新なアイデアに満ちた絵本です。小さい子だけでなく小学生向けに、読み聞かせで楽しみたい1冊です。
だまし絵に騙されるのは、何も子供だけの“特権”ではないのです。とは言っても、読み聞かせをしていて子供がビックリする表情を観察するのもまた楽しいですね。
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