子どもたちのヒーローのようなサンタクロース。サンタクロースはいるのかいないのか、欲しいプレゼントは何にする?クリスマスが近づくと子どもたちの話題はサンタさんの話題でもちきり。皆さんは子どものころ、サンタさんを信じていましたか?
その姿をひとめみたいと眠気に負けないように頑張って起きようとしていましたか?心に描いたサンタさんの顔はどんな顔でしょうか。今回は2018年に発売されたサンタクロースの絵本を紹介いたします。定番のサンタクロースの絵本は見飽きてしまった、新しい読み聞かせ本が欲しいという方におすすめです。いろんなサンタさんをみて楽しんでくださいね。
サンタようちえん
上原 結子(著) (イースト・プレス)
とおい北の国。そこにはサンタようちえんがありました。サンタみならいの子どもたち12人は大きくなったらサンタさんになる練習中。サンタクロース先生に教わるのは、ぬきあしさしあし、ソリの練習、クリスマスの歌などなど勉強することがいっぱいです。ところが大事件が!クリスマス・イブの夜、サンタさんがプレゼントを配りに町に出かけましたが、ツリーの準備がされていないことに気づいた見習いたちは・・・。小さな見習いサンタさんが可愛らしいほんわかした絵本。こんなようちえんに行きたいという声が聞こえてきそうです。
いち、にい、サンタ
ひらぎ みつえ(著) (ほるぷ出版)
しかけを動かすと、なんとサンタさんが体操をはじめます。いち、にい、サンタとおしりを振ったり、ちょこまか手足を動かしたり、大きくジャンプをしたり。サンタさんと一緒に体操をしたくなる赤ちゃんから幼稚園まで楽しめる絵本。子どもどうしでの本の読みあいっこをしても盛り上がる絵本です。おとぼけ顔のサンタさんの表情につられて、ついつい笑顔になりますよ。
きえたいちごをさがしだせ
うえだ しげこ(著) (フレーベル館)
クリスマスケーキといえばいちごのケーキ。真っ白で雪を連想させる生クリームの上にのった真っ赤ないちごがクリスマスイブの夜にゆうかいされてしまいます。さぁ大変!ケーキそうさくはんとして現れたのは真っ赤な衣装を着たあのひとで・・・。レゴのようなコミカルなイラストとミステリータッチの絵本。男の子も楽しめる内容です。
大人になってからはクリスマスは意識しても、サンタさんのことを考えなくなってしまいました。どこかにいるかもしれない存在に夢を抱くというのは子どもならではの特権かもしれません。クリスマスプレゼントとしてサンタさんの絵本をプレゼントするのも夢があって良いのではないでしょうか。