異世界
ダークファンタジーを読みたいとき、ただ残酷な物語を探しているわけではないはずだ。異界、呪い、怪物、共同体の崩れ方、そして自分の中にある影まで見たいとき、この棚は効いてくる。 ここでは、SF・ファンタジーの広い入口から一歩奥へ進み、明るい冒険譚…
魔法小説を読みたいなら、最初は「魔法で何が起きるか」より「魔法によって何が見えてくるか」で選ぶと外しにくい。空を飛ぶ、学校へ行く、呪いを解く、時間を取り戻す。子どもには冒険として、大人には暮らしや孤独を照らす物語として残る10冊を紹介する。 …
宮部みゆき『悲嘆の門』は、現代のネット社会、都市の怪異、人間の悪意、少年の成長がひとつの暗い流れになって押し寄せる長編だ。まずは主題作として『悲嘆の門』を読み、そこから『英雄の書』『ブレイブ・ストーリー』『ICO』へ進むと、宮部みゆきが描いて…
おすすめ本10選 1. 西の魔女が死んだ 2. 魔女の宅急便 3. 魔女学校の一年生―ミルドレッドの魔女学校〈1〉 4. 魔女図鑑―魔女になるための11のレッスン 5. 魔女がいっぱい(ロアルド・ダールコレクション 13) 6. ウェイワードの魔女たち(集英社文庫) 7. 魔…
こびとや小人が登場する本を探すなら、まずは「小さな存在が何を見せてくれる物語なのか」で選ぶと失敗しにくい。コロボックルの秘密の国、アリエッティの床下の暮らし、ホビットの冒険まで、この記事では児童書とファンタジーの中から、小さな世界に深く入…
天才の本を探すなら、最初から難解な理論書に挑む必要はない。好奇心で世界をほどく人、目に見えないものを考え続ける人、言葉や物語や社会の見方をひっくり返す人。その思考に触れると、いつもの景色が少しだけ別の角度から見えてくる。 天才の本は、三つの…
呪術や妖怪の本を読むなら、怖さを消費するより先に、歴史・思想・民俗・物語のどこから入るかを決めると迷いにくい。 見えないものを信じるためではなく、人が不安や災い、自然や死者とどう向き合ってきたのかを知るための読書だ。呪術、陰陽道、妖怪、民間…
ここで紹介するのは、図鑑に出てくる本物の生きものではなく、物語の中でふいに出会うふしぎな存在の絵本だ。おばけ、てんぐ、かっぱ、トロル、かいじゅう。少し怖いのに目が離せない相手と出会うと、子どもの想像力はぐっと遠くまで歩き出す。 読む目的別の…
旅に出る時間はなくても、別世界へ行く読書なら今夜からできる。大人におすすめの児童書は、物語がやさしいから読むのではなく、遠回りせず心の奥へ届くから効く。忙しさで感覚が固まった日に、ページの向こうで少しだけ呼吸を取り戻せる6冊を紹介する。 読…
穴やトンネルが好きな子には、地下鉄のしくみ、洞窟の冒険、からだの小さな穴まで、見えない奥へ進んでいける本がよく合う。地面の下を想像したり、暗い横穴にどきどきしたり、鼻の穴をふくらませて笑ったりしながら、「穴って何だろう」という好奇心が少し…
異世界小説が苦手な人の多くは、別世界そのものが嫌いなのではなく、都合よく進みすぎる展開や、世界の重みが感じられない物語に疲れているのだと思う。ここでは、逃避先としての異世界ではなく、冒険、成長、選択の場として描かれた正統派ファンタジーを選…
異世界やファンタジー漫画を探すなら、ただ世界設定が派手な作品よりも、「旅に出たくなる感覚」が残る作品から読むといい。今回は王道、静かな旅、ダーク探索、グルメ冒険という違う入口から、冒険漫画の面白さを味わえる4冊を選んだ。 冒険漫画は、世界の…
異世界小説を読みたいとき、ライトノベルだけで探すと少しもったいない。児童文学、海外古典、日本ファンタジーの中にも、扉を開けた瞬間に現実の空気が変わるような名作がある。 今回は、本の中、衣装だんすの奥、知らない国、神話の世界へ連れていってくれ…
異世界ものに飽きたと感じるときは、設定そのものに飽きたというより、「別世界へ行く理由」が薄く感じられているのかもしれない。ここでは、ラノベ以外の児童文学・ファンタジーから、世界の手触りまで変えてくれる本を4冊選んだ。 読む目的別の入り口 異世…
いつもの道、いつもの家、いつもの一日が、ふとした瞬間に見知らぬ場所へつながってしまう。そんな不思議な体験ができる小説を、怖さだけに寄せず、幻想、SF、怪談、時間ループまで幅を持たせて選んだ。読み終えると、夜の帰り道や部屋の隅が少し違って見え…