子どもでも大人でも、魔法にかかってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。素敵な魔法にかかって夢のような時間を過ごしたい、悪い魔法にかかってしまっただれかを助けたい。そんな身近な冒険が繰り広げられるおすすめの魔法小説を紹介いたします。おとぎ話のような素敵な世界にトリップしてみませんか。
黒ねこの王子カーボネル (岩波少年文庫 161)
バーバラ スレイ(著) （岩波書店）
10歳の女の子ロージーは母親と二人暮らしをしています。ある日、風変わりなおばあさんが現れ、ロージーは魔法のほうきと人間のことばが話せる黒猫を買い取ることに。ほうきで空を飛ぶワクワクする冒険。黒猫の正体は？伏線がいっぱい散りばめられたクラシックな雰囲気が漂う素朴で優しい雰囲気のファンタジーです。
魔法があるなら
アレックス・シアラー(著) （PHP研究所）
ある日突然高級デパートで暮らすことになった家族。好きなお菓子やおもちゃ、本や素敵な家具に囲まれて暮らす夢のような暮らし。のんびりやのお母さんと心配性の妹とともに三人で暮らします。ファンタジーなのにリアルに描かれていてドキドキハラハラの連続。子どものころに読むと夢のような世界だと思います。
4ミリ同盟 (福音館創作童話シリーズ)
高楼 方子(著) （福音館書店）
平凡なサラリーマン、ポイットさんは人生のあるときをきっかけに食べ始めるフラココノ実を食べ損ねて生きてきました。ある日突然地上から4ミリ浮いていると女性から指摘され・・・。フラココノ実を食べたことのない愉快なひとたちが集まり、ふわふわと楽しい時間を過ごしていくファンタジー。思わずふふふふっと笑ってしまうほのぼのした魔法がかかる本です。
クラシックなファンタジーから新しい作品まで、すんなりと魔法の世界に入り込める作品を選びました。夢のような世界観に浸って甘い時間を過ごしてください。
