2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
誰にでもあった幼かったころ。大人にもなりきれない、かといって子どもでもない多感な時期。繊細で美しく、一瞬のきらめきがあった少年・少女期。 そんなあの頃に想いを馳せるような初々しい小説を紹介いたします。懐かしい想い出に浸るのも、あの頃の自分に…
大きな口、するどい歯。分厚く頑丈な皮に太いしっぽ。どこを見ているかも分からないミステリアスな目元と獲物を捕らえるときの俊敏さ。川の王とも呼ばれるワニは子供たちにも人気者。 そんなワニが登場する絵本を紹介いたします。ワニが大好きなお子様、動物…
メディアで活躍するあの人が、Yahoo!のトップページに載ったあの人が、普段は一体どんな日常を送っているのかを想像できますか? 今回ご紹介するのは、著名人が自分の日常を自らの筆で綴った日記本です。ご本人の文章を通じて、ニュースやTV画面からは決して…
心理学の父、ユング。フロイトの「夢分析」に影響を受けたものの、リビドーの概念で決別した有名なスイスの精神科医、心理学者です。集合的無意識、元型、コンプレックスといった概念を確立し、人間の性格を内向型と外向型に分類しました。 今回はユング入門…
美術館やアートギャラリーに行っても、今ひとつ楽しみ方がわからない――そんな人にこそおすすめしたい、アートの入門書を三冊ご紹介します。 どの本も読みやすく、難しい予備知識はなにひとつ必要ありません。実際手に取って眺めているだけでも、あなたの知性…
日本の大学入学試験で、大学側が点数を意図的に操作して女性の合格者数を抑えていた――そんなニュースが世間を騒がせたことを覚えていますか?現代において、かくも時代錯誤な性差別が未だに存在しているのか…という嘆きの声があがる一方で、医療の現場からは…
とにかく笑いたい!そんなときにおすすめのエッセイ集を紹介いたします。電車の中やカフェで読むのは禁止です。 モヤモヤとした気分のとき、愉快な気持ちになりたいときにおすすめの等身大エッセイ集。何度読み返しても、思わず笑ってしまう本を厳選しました…
他人の感情やその場の空気を汲み取りにくい、スケジュールやモノの管理が苦手…。そんな、かつては“その人の個性の範疇”とされてきた特徴が、近年では「発達障害」の定義に照らし合わせ捉えられるようになりました。しかし、「障害」という響きから「発達障害…
子供が産まれると、なかなか自分のファッションにお金をかける余裕もなくなりがち。 今風な髪型や服装に興味はあっても、ついつい若い頃に買った服やメイク道具を使い続けてしまってはいませんか?そんなあなたにこそおすすめしたい、今風のファッションやメ…
生きていれば、他人と関わることは避けて通れません。しかも、気が合う人や好きな人とだけ関わっていればいいわけではないのがつらいところ。家に帰って一人『あんな風に言わなければよかった』『もしかしたらこんな風に思われてしまったかも』…そんな風に反…
自然界に存在するとは思えないほど、緻密で繊細な美しさを放つ鉱石たち。 オパールやローズクオーツ、トルマリンなどなど、その名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな鉱石の魅力に取りつかれた著者たちが上梓した、鉱石をテ…
いつ、どこで、なぜ、どうやって…大人でも意外と知らないことって、この世界にはたくさんありますよね。 そんな知好奇心を存分に刺激し、雑学をどんどん増やすことのできる本を三冊ご紹介します。授業の内容と絡めてどんどん自分で読み進められると思うので…
人を笑わせることが職業のお笑い芸人。頭の回転が早く、文章力が高い人が多い印象はありませんか?実際、芸人の中には小説家やエッセイストとして活躍している人も少なくありません。 今回はその中から、マイペースに自らのお笑い道を歩み続けている女芸人が…
かよわく儚げ、守ってあげたいタイプの女性も良いけれど、活発で困難に立ち向かっていくたくましい女性が好きという方もいらっしゃいます。肝っ玉母さんなんて言葉もある通り、本来女性はたくましく強い存在なのかもしれません。 今回は、たくましい女性が登…
奇想天外なストーリーって子どもたちは大好きですよね。おとなになると変に常識が身に付いてきて「そんな馬鹿な!」って一笑に付すことだって、子どもたちは素直だから「それでそれで?」って続きをねだります。そんな読み聞かせにピッタリの本をご紹介しま…
独特のリズム、選び抜かれたことばたち。 小説とは違う楽しみがある詩集。自由によって解釈することができるので、なかなか手にとることができないという詩集入門者におすすめの詩集を紹介いたします。何度も読み返してほしい、いつも輝いている星たちのよう…
よくこんなことが言われます。地球上の動物は陸の上で暮らすか、海の中で暮らすかだと。でも、もうひとつ大きな場所を忘れていませんか?今回は地面の中で生活している、動物、植物について何冊か紹介します。 『じめんのうえとじめんのした』 じめんのうえ…
小さい子供の頃は、泣き喚けば周りの大人が何とかシてくれました。でもいつまでも、その手は使えません。あるときから自分で解決策を探って何とかやっていかなければならなくなるのです。そんな人生の試練に出会った子供たちの物語を3冊紹介しましょう。 『…
南国や、雪の降らない地域で生活している人々にとって、雪国の生活というものはなかなか想像がつかないものです。そんな雪国でたくましく暮らす人達の暮らしぶりを描いた本を紹介します。 『12種類の氷』 12種類の氷 著・エレン・ブライアン・オベッド雪が降…
雪の結晶というものを見たことがあるでしょうか。顕微鏡で雪を見るときれいな六角形が見えるのです。これぞ自然の造形美といったかんじで感動を覚えますよ。小学校の頃に見てなんとなく知っているという方も、あらためて見てみることをおすすめします。 『中…
植物の種って不思議ですね。あんなに小さいのに複雑な遺伝情報が書き込まれちゃんと、元の通りの姿に成長するんですからね。そんな種子の神秘ともいうべき物語を分かりやすい絵本で紹介します。 『みどりいろのたね』 みどりいろのたね (福音館創作童話シリ…
人間は水がなくては生きていけません。人体の70%は水だともいいます。そんな大事な水なのに意外と私達は、詳しいことを知らないまま普段の生活を送っていますね。一度、水のことを絵本や本から楽しみながら学んでみませんか。 『ひとしずくの水』 ひとし…
私達の命の源である水。その水に真剣に向き合うという意味では共通の物語を集めてみました。ちょっと変わり種ですが、水について考えるきっかけになる本を紹介します。 『DIVE!(ダイブ)1 前宙返り3回半抱え型』 DIVE!! (1) (角川コミックス・エース) …
日本語に「言霊」ということばがある通り、昔からことばには魂が宿っていると考えられてきました。 ことばの乱れ、日本語の乱れなど指摘されることがあり、日常生活でぞんざいな言葉づかいをする人が増えています。言語学という学問のジャンルがある通り、こ…
馬は草原で、ペンギンは南極の氷の上でと、それぞれの動物にとって生活する環境は決まっているような気がします。でも、そうじゃない場所で仕方なく生きていかなきゃいけないってなったら、どうやるのでしょうか?そんな、動物たちのしたたかさを描いた本を…
森の中に子供が入っていく話といえば『ヘンゼルとグレーテル』など、なんだかおどろおどろしい怖い話を想像しますね。でも今回紹介するお話は、どちらかというと探検、冒険色が強い本なのです。 『ぼくだけの山の家』 ぼくだけの山の家 著・ジーン・クレイグ…
私たちは動物に対して、特に物語の中では決まりきった役割というかイメージを持って捉えています。いわく、オオカミは乱暴者、キツネはずる賢い、豚は愚鈍だとか。そんな動物に対して持っている固定観念を、心地よく破壊してくれる楽しい本を紹介します。 『…
昔話のヒーローは男の子ばかりではありません。元気な女の子が大活躍する話は古今東西たくさんありますね。そんな女の子が主人公のお話をフィクション、ノンフィクションのそれぞれの分野でご紹介します。 『長くつ下のピッピ世界一つよい女の子』 長くつ下…
みなさんは穴という言葉を聞いてどんな“穴”を想像するでしょうか。落とし穴?それともドーナツの穴?ひとくちに穴といってもいろいろなものがありますね。そんな穴にまつわるお話を、いくつかご紹介します。 『東京メトロ 大都会をめぐる地下鉄』 東京メトロ…
無人島に漂着するサバイバル物語で有名なのは『ロビンソン・クルーソー』でしょう。彼があまりにも有名なので無人島サバイバル=ヒゲボウボウの男というイメージが定着していますがなにもサバイバルは男だけの特許じゃありません。そんな変わり種の物語と有…