いつ、どこで、なぜ、どうやって…大人でも意外と知らないことって、この世界にはたくさんありますよね。
そんな知好奇心を存分に刺激し、雑学をどんどん増やすことのできる本を三冊ご紹介します。授業の内容と絡めてどんどん自分で読み進められると思うので、特に中学生にはおすすめです。読んでいるだけで学校の授業だけでは身に付かない知識がいつのまにか身に付くこと間違いなしですよ。
起源図鑑 ビッグバンからへそのゴマまで ほとんどあらゆることの歴史
New Scientist 起源図鑑 ビッグバンからへそのゴマまで、ほとんどあらゆることの歴史
一冊目は「起源図鑑 ビッグバンからへそのゴマまで ほとんどあらゆることの歴史」(グレアム・ロートン、ジェニファー・ダニエル著、佐藤やえ翻訳)。タイトル通り、100以上のものごとのそもそもの起源を一つずつ辿っていくことができる一冊です。その中身は宇宙・地球・生命・文明・知識・発明の6章に分かれており、わかりやすい図表とともに詳細な解説が付いています。
難しいと感じたら、自分の興味のあるところを探して読むのもおすすめ。必ず一つは自分に興味がある話題が見つかると思いますよ。
東大教授がおしえる やばい日本史
二冊目は「東大教授がおしえる やばい日本史」(本郷和人、滝乃みわこ、和田ラヂヲ、横山了一著)。中学校の社会の授業でも登場する卑弥呼、聖徳太子、織田信長…。彼らの偉業も、教科書を読むだけではあまり現実味を感じない、そもそも歴史の授業があまり好きじゃない――そんな人にこそおすすめしたいのがこの一冊。
授業では偉業を成し遂げたことしか習わない彼らの、意外な黒歴史エピソードが楽しめるんです!自分と同じ“人間”が過去に確かに存在し、歴史を作ってきたんだ、と実感できてしまうこと間違いなし。教科書よりも記憶に残りやすく、社会科が得意科目に変わるかもしれません。
図解 なんかへんな生きもの
三冊目は「図解 なんかへんな生きもの」(ぬまがさワタリ絵・文)。この世には人間以外の生き物がたくさん生息しているという事実を、時々忘れてしまってはいませんか?こちらの本には、本当に実在するの?と思わず言いたくなる、人間からすると不思議な生態をもつ生きものたちがたくさん登場します。
ニワトリやアライグマなどの身近な動物から、カカポやラブカなどのちょっと耳慣れない生きものまで、その特異な生き様を可愛らしいイラストで克明に説明してくれますよ。学校の授業には決して出てこないトリビアを仕入れるのにはもってこいの一冊です。勉強に疲れた時の息抜きとしてもおすすめです。
以上が、私がおすすめする中学生におすすめ!知的好奇心を刺激する本です。どの本も、読書の醍醐味ともいうべき膨大な語彙と知識に触れることができておすすめです。これらの本を読破して、学年一の雑学王を目指してみませんか?