人間関係
誰にでもあった幼かったころ。大人にもなりきれない、かといって子どもでもない多感な時期。繊細で美しく、一瞬のきらめきがあった少年・少女期。 そんなあの頃に想いを馳せるような初々しい小説を紹介いたします。懐かしい想い出に浸るのも、あの頃の自分に…
どう頑張ってもうまくいかない、なんとなくやる気がわかない。そんなときにおすすめの背中を押してくれる本を集めました。 心の栄養ドリンクとなるような読んだあとに背筋がピンと伸びて前を向いて歩んでいきたくなるような本です。最近なんだか元気がないな…
ますます国際化が進んでいる日本。街を歩いていると外国人の多さにびっくりすると同時に、職場や学校などで外国人の方と接する機会も増えてきているのではないでしょうか。 同じ国民同士でも他者を理解するということは難しいもの。言語や文化、歴史の壁を越…
芳しい紅茶。深い色合い、透き通った色合い、茶葉がゆっくりひらいていく様子。一口飲むと、心まで豊かな香りに満たされリラックスできるひとときに。そんなロマンチックでおしゃれな紅茶が登場する小説を紹介いたします。紅茶のおともに、是非手にとってみ…
人を好きになるって、どうしてこんなに苦しいんだろう。切ないんだろう。傷つくことが恐いのに、どうしてまた人を好きになってしまうんだろう。一緒にいると嬉しくて、ずっと一緒にいたいと思うのに上手くいかなくて。恋愛真っただ中の方、恋なんてもうしば…
姉妹、兄弟の絆を描いた名作は世界中にたくさんありますが中でも代表的な3冊を紹介しましょう。 『若草物語』 若草物語 (新潮文庫) 著・ルイザ・メイ・オールコット若草物語の名前は読んだことのない人でも知っているでしょう。19世紀に書かれた物語ですが…
幼年期の読み聞かせって、読んでる親の方も楽しいですよね。特に子供が絵本の世界にどっぷり浸かっているのを見ると、とても読み甲斐があります。そんな子供の読み聞かせにピッタリの本をご紹介します。 『おかあさんになったつもり』 おかあさんになったつ…
引きこもりで生きているのでない限り、人間は他人と関わって生活しなければなりません。その中では、どうしても気の合わない人というのは存在するものです。そういう人間関係の中で自分は傷ついているなと自覚しだしたら読んでほしい本があります。 『「つな…
自分の意志を伝えるには言葉を使うのが一番手っ取り早いです。でも言葉以外では難しいのでしょうか?いえ、決してそんなこともありません。むしろ言葉よりも雄弁になる場合だってあるのです。そんなコミニュケーションに関係ある絵本を3冊ご紹介します。 『…
大学生になれば自動的にとは言わないまでも彼女ができるだろう。そして華やかなキャンパスライフが送れるのか〜そう淡い期待を抱いて入学したものの一向に女っ気ができる気配はなし。どうしたらいいんだろう?そんな男子大学生の諸君、いい本があるよ。 『す…
近年、メディアを賑わすようになった「不倫」の話題。老若男女、どのような立場の人であっても「不倫」をスクープされようものなら、たちまち周囲から集中砲火が浴びせられます。「不倫」は確かに倫理的に問題があることです。しかし、過去の文学作品から「…
人間の欲望にはさまざまなものがあります。その欲というものを全面に出した作品を3冊、ご紹介します。 『女獣心理』 女獣心理 (講談社文芸文庫) 著・野溝七生子美しくも陰りのある女神征矢と美術学校で同窓だった沙子、沙子の婚約車の塁の3人を軸に係る恋情…
『第一子は新しく産まれた赤ちゃんが自分の家にやってきた時、愛人を連れ帰った夫に“今日からこの人もこの家で暮らすよ”と告げられた妻くらいの衝撃を受ける』―――そんな言説を聞き、大変驚いたことがあります。どう考えても辛く苦しい試練を、どうやって兄/…
幽霊は怖いけど、本当に怖いのは人間ですね。そう心から思える読み応えのある本を紹介します。どれも人間の真の姿に迫っていて考えさせられる内容ですよ。 『黒と茶の幻想』 [まとめ買い] 黒と茶の幻想 著・恩田陸りえこ、節子、あきひこ、蒔生の学生時代の…
一見、平和に見える家庭にも内情はドロドロしていたという話はよく聞きます。 では、どうドロドロなのでしょうか。 今回は「ドロドロの家庭ドラマ」がテーマ本を紹介します[ 『重力ピエロ』 重力ピエロ (新潮文庫) 著・伊坂幸太郎穏やかで心の優しい父、元モ…
「自分はコミュ障だ。」など、自分の内向的な性格に悩むことはありませんか? でも、実際は外交的性格が良いかといったら、一概にそうとも言えない。 今回はそんなコミュ障な内向きな男の子が活躍する本を紹介します。 内向的には内向的の良さがあります。 …
青春時代と聞いて何を思い浮かべますか?燃えるような恋愛!スポーツに打ち込んでた!そんな華々しい時を過ごした方もいるでしょうが、そうではない人も多数います。そんな人も、たまには心ときめく経験をしているものです。 『ぼくは勉強ができない』 ぼく…
えっ、それってどういうこと?とかもしかして少し変な想像をしてしまうタイトルってありますね。そんな背表紙を見て、気になってしまう本を三冊紹介します。 『本にだって雄と雌があります』 本にだって雄と雌があります (新潮文庫) 著・小田雅久仁舞台は昭…
1)キングダム キングダム 新野 剛志 (著) 武蔵野連合 真嶋貴史を主人公に息つく暇もなく展開されていくバイオレンスサスペンスです。 ストーリー展開もさることながら、実話に基づいているとしか考えられない内容も惹かれる要素の一つです。この物語には様…
子供のうちは「大人は子供の気持ちを分かってくれない。」というスネ。大人になれば「子供のうちは大人の気持ちなんか分からない。」という諦観。時として大人と子供どうしてもすれ違うことがあります。不思議なものですよね。みんな子供から大人になって行…
私が今回紹介するおすすめの本は-『もうちょっと「雑」に生きてみないか』新講社-です。 本屋に立ち寄った時に偶然目にして気になったので手に取ってみました。まじめにまっすぐに生きることが大切だと思っていたので、タイトルにショックをうけて思わず購…
今回オススメさせていただくのは浅井リョウの『何者』です。就職活動が舞台の小説になりますので、社会人にも大学生にもおすすめの本となります。 『何者』 何者 (新潮文庫) 就職活動は、生まれて初めて学力だけではなく、自分自身をジャッジされる場所にな…
大学生や社会人だけでなくすべての日本人におすすめする本は「坂の上の雲」です。全部で8冊もあるので、その存在を知っていても、知人におすすめされていても中々手に取らなかった本ではあります。 でも一度は読んでおきたいと思って実は昨年やっと長年読も…
『伝え方が9割』 伝え方が9割 佐々木圭一 この技術を知ると知らないとでは、人生が大きく変わってしまうかもしれません。ちょっと大げさですが、それくらいの力を秘めた本だと思います。この本は物事をわかりやすく伝える力を養うといったものではありません…
人と会話するのが苦手。社会人として仕事をしてきた手前、なかなかそうは言えません。でも子供時代から大学生までを振り返ってみてもおしゃべりを楽しむより、「人に嫌われたくない」「よく思われたい」そういった感情が先に来ることのほうが多かったように…
私がオススメしたい本は、大学生の方はもちろんですが、社会人になった人にも、ぜひ読んで欲しいと思います。そして、もう一度純粋な気持ちで人を信じて欲しいと思います。 「十二国記」 月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫) まず、一冊目は小野不由美…
学生時代に「人と違うこと」ということから、いじめなどで苦しんだりする人も多くいるかと思います。 学校という閉鎖した空間にいるとなかなか感じられませんが、世の中にはいろんな考え方があります。 今回は「人と違うこと」は 悪いことじゃない、「みんな…
ここでは「奥田英朗」という作家の本をオススメさせていただきます。 小説といえば、「面白いストーリー」や「現実にはあり得ない話」を期待してしまう方はたくさんいらっしゃるかと思います。 しかし、奥田英朗の小説は基本的に「日常」が描かれています。 …
学生の時に感じていた、ときめきや少しドロドロした感情。 面白い、楽しいなどキラキラした時もあれば、 ほろ苦い、暗い経験もあったはず。 そんな常に感情が大きく揺さぶられていた日々を、再び本を感じてみませんか? 今回はそんな青春小説を紹介します。 …
楽しかった学生生活も終わり社会人になってくると、それまで以上に要求される能力があります。それが、円滑なコミュニケーションをするための「雑談力」です。「あれ、話が途切れてしまった。気まずいぞ…」「商談入りしたいが、どんな話から入れば場が和むだ…