頭脳明晰で親しみやすく、いつも朗らかなアナウンサー。男性からも好感度が高く、彼女にしたい芸能人でアナウンサーの名前があがることも少なくありません。
もちろん女性であることを売りにしているのではなく、理想の社会人というイメージもあります。自分の意見をしっかりと持ちながらも人の話をきちんと聞け、信頼できる人物像。どんなピンチの状況でも、そんな女性が仕事や家庭のパートナーだと安心できるものです。
今回は就職活動でも役に立ちそうなアナウンサーが執筆された本を紹介いたします。スキルアップや自己啓発に役立ててくださいね。
アナウンサーが教える 愛される話し方
吉川美代子 (著) (朝日新聞出版)
女子アナがタレント化している現在、吉川さんのようなしっかりしたアナウンサーとしての誇りを持った方の話を聞く機会がなくなっています。人に伝えるという仕事はどういうことか、アクセントやことばの使い方などのテクニックも必要ですが、一番大切なのは心の持ち方とのこと。声は人格、生き方そのもの。曖昧な表現、過剰な敬語に気をつけ、人前で堂々と自分の意見を伝えることができるようにと細やかにアドバイスしてくれます。
人前で話す仕事をされている方やプレゼンが多い社会人にもおすすめの一冊です。
女性アナウンサーが教える 好感度アップの66の法則
田中 未花 (著) (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
男性にだけではなく、老若男女幅広い方々に好感度を抱いてもらわなけらばならないアナウンサーとして、日々気をつけていることを教えてくれる本。
発声の仕方、マナーや会話の内容、挨拶状やお礼状の書き方、新聞に目を通すなど、時間を無駄にせずに自分を磨くことは、会社員にも通用する社会人としての在り方でもあります。アナウンサーという華やかな業界のイメージとは程遠い地道な努力が書かれおり、普段できているようでできていないことに気づかされいい刺激になる本です。
3秒で心をつかみ 10分で信頼させる 聞き方・話し方
小西 美穂 (著) (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
1700人ものインタビューを経て身につけた聞き方、話し方のテクニック。雑談がニガテ、人見知りしてしまうという方におすすめのコミニュケーションスキルをアップさせる方法が具体的に掲載された一冊。ちょっとした工夫で相手に話してもらうにはどうしたら良いか、相手をリスペクト共感することによってホンモノの信頼関係を築いていけるとのことです。女性管理職の方で部下の教育に戸惑っている方にもおすすめの一冊です。
話上手な人はどんどん話題がでてきますが、口下手な人は沈黙を恐がったりします。会話がうまく続くか続かないかより、相手にいかに興味を抱けるかというのが聞く力のコツなら、仕事とモテが両立できるのも納得できますね。女性アナウンサーのように自信をもって話せるように日々練習あるのみです。