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【人見知り 克服 本】人見知りの原因、特徴がわかる。あなたにおすすめの書籍。

 どうしても人見知りをしてしまって、初対面の人とはなかなか会話が進まない。そんな内向的な性格を治したいと思っても、なかなか治るものではありません。緊張してしまう、何を話していいか分からない、距離の縮め方が分からない。

そんな悩みをもっている方は多いのではないでしょうか。今回は、いつも積極的で明るい性格の登場人物には共感できないという人見知りのあなたが、思わず共感してしまう繊細で奥ゆかしい一面をもつ登場人物の本を紹介いたします。是非手にとってみてください。

 

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)

若林 正恭(著) (KADOKAWA)
 雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されたオードリー若林さんのエッセイ集。芸人でありながらも人見知りの著者が抱える社会との疎外感、自意識との闘いかたがユーモラスに語られています。ネガティブだけど妙なプライドはある、なにかしらに違和感を感じながら探り探り生きていく様子が書かれています。10年かけて考え、学んだ結果が「ナナメの夕暮れ」という本に書かれていますので、彼の成長ぶりを見ることができます。あわせてどうぞ。

 

サークル・オブ・マジック

サークル・オブ・マジック 1 (小学館ファンタジー文庫)

 デブラ・ドイル(著) (小学館)
 「ハリーポッター」の土台ともなった人気のファンタジーシリーズ作品第一弾。騎士を目指していた主人公の男の子ランドルは、魔法の才能に気づき魔法学校に通うことに。急展開するストーリーと慣れない環境に馴染もうと切磋琢磨する様子は人見知りの方も共感してしまうのではないでしょうか。素直で努力家、意思の強いランドルの成長と友情を垣間見れるシリーズ。ハラハラする展開に目が離せません。ファンタジー好きの方には是非読んでいただきたいシリーズです。

 

青空の卵

青空の卵 (創元推理文庫)

 坂木 司(著) (東京創元社)
 ひきこもりで探偵の鳥居とごく普通のサラリーマンの坂木は海よりも深い信頼関係で結ばれている。日常の中にあるちょっとした謎と、誰も死なないミステリーでほのぼのとした優しいストーリーです。ひきこもり探偵シリーズ第一弾で、「和菓子のアン」でも人気となった著者のデビュー作品。外界との唯一のつながりでもある男同士の友情と頭のきれる推理がきらりと光る作品です。

 

 他人とすぐに打ち解けられるばかりが長所ではありません。人見知りの方は、用心深く他人を観察するので心優しい人が多いもの。ひとつの個性として上手につきあってくださいね。

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