どきどき
作家・池井戸潤さんがおすすめする本 直木賞を受賞して話題になった「下町ロケット」の作者、池井戸潤さん。人情ものの作品が多いのかと思いきや、なんとデビューのきっかけは江戸川乱歩賞だそうです。 子どもの頃から乱歩の「魔法博士」やアーサー・コナン…
ライトノベルミステリー似鳥 鶏さんの本 北海道大学法科大学院のときに小説家デビューした似鳥 鶏さん。軽いタッチで読みやすいのに本格的ミステリーを書くと若い年齢層に人気の作家さんです。 学園ミステリーをはじめ、ドラマ化もされた戦力外捜査官シリー…
人生いろいろ…ワケありな小説 平凡な人生を描いた小説もほっこりさせてくれますが、個性的な人やちょっと影のある登場人物に引き寄せられることはありませんか? 平和なだけじゃ面白くない、人生いろいろあるからこそ人間に味が出るのです。 今回はそんな愛…
皆川 博子さんのおすすめ本3選 直木賞や吉川英治文学賞を受賞し、多くのファンを読者の心をつかむ皆川 博子さん。児童作家としてデビューした後、推理小説やサスペンスに転向したという異例の経歴の持ち主です。 推理小説以外にも、中井英夫さんやや赤江瀑…
『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』など、今やマンガの世界でも推理モノは大盛況ですね。子供たちのコナンの存在は憧れみたいで、頭が良くて推理が冴えてるということは見ているだけで快感を覚えるのでしょう。そんな推理物語の幅を広げるために、小…
「事実は小説よりも奇なり」とよく言いますが、作家たちも実際に起こった事件にインスピレーションを得て作品をつくることもよくあります。読後感は良くないものの、ひとつひとつ丁寧に取材をしたうえで、何かしらの問いや答えを私たちにもたらせてくれます…
食欲がないとき、寒い冬、汗をいっぱいかいて体温を下げたい夏の時期にもおすすめなのが激辛料理。最近流行の激辛グルメをおうちで作ってみませんか?唐辛子にはカプサイシンが含まれており、ダイエットや美肌効果もあるそうです。もちろん、ビールやお酒と…
マニアックというと聞こえは悪いかもしれませんが、何かひとつのことに夢中になれる情熱を抱き続ける大人は自分に正直で他人にや趣味にも誠実だと思います。何かを極めるまでには時間も知識も必要。それを中途半端なところで満足しないで、飽きることなく続…
読書が好きな中高生に読んでもらいたい小説をピックアップしました。ひとつのジャンルを追っかけて極めるのも読書の醍醐味ですが、大人と子どもの間を揺れ動く思春期には、好きなジャンルや作家さんにとらわれず、とにかくいろんなジャンルを読んで、いろん…
初々しいボーイ・ミーツ・ガール物語、シンデレラストーリー、共感できるような男女のすれ違いを描いた恋愛小説じゃ物足りないという方におすすめの燃えるように美しく激しい恋愛小説を紹介いたします。 どの本も一筋縄ではいかず、理性やありきたりの概念に…
読書がニガテな高校生でもSF作品は好きという方は多いのではないでしょうか?活字離れが進んでいますが、長い文章を読むというのは若いころにしかできないこと。 現実世界では体験ができないSFという分野は、映画や本の中でしか体験できない設定がたくさん詰…
大人でもなく子どもでもない中学生。ただやみくもに冒険に出るのではなく、分別と思慮を身につけた「ちょっとオトナな冒険」に憧れる時期です。 ゲームやアニメ、ファンタジーという非現実的なものではなく、この現実世界での広い意味での冒険に心ときめかす…
冒険小説は好奇心を育むためにはもってこい。 普段行くことのできないような架空の島、命がけの冒険は想像力をかきたててくれますし、本の登場人物が恐れを抱きながらもひとつひとつの問題を体当たりでクリアしていく様子は、現実の世界でも子どもたちの背中…
60歳を過ぎて注目された遅咲きの天才ピアニスト、フジ子・ヘミングさん。ドキュメンタリー番組やドラマで、苦悩の連続の生涯を知っているという方も多いのではないでしょうか。 そんな天才ピアニストの書く文章もまた素敵。フジ子・ヘミングという生き方が、…
子供たち、特に男の子の世界では、それまでの自分の殻を打ち破って成長していかなければいけない時が来るものです。怖い、でも乗り越えなきゃ大人にはなれない、そんなときに勇気づけてくれる3冊をご紹介します。 『オリバー、世界を変える!』 オリバー、世…
男の子なら小学生時代に、大なり小なり冒険をしたことがあるでしょう。大人たちは眉をひそめるだろうけど、でもそんな経験はやはり今後のために必要なことなのでしょうね。そんな冒険話を、いくつかご紹介します。 『ほこらの神さま』 ほこらの神さま 著・富…
子供の頃、何をして過ごしていたか覚えていますか?決して仲良く遊んだりといった思い出ばかりではありませんね。ときにはケンカしたり、自分にはない考え方に触れて驚いたりといったこともあったと思います。そんな子供の頃の思い出を蘇らせてくれるような…
小学生高学年から中学生にかけての男子は、友人との関係をただの遊び仲間というものから、スポーツなどのひとつの目的を協力して達成させる仲間、ライバルとして捉えるように変化します。そんな友達から友人へと微妙な変化を描いた佳作をご紹介します。 『ベ…
社会人になると、仕事や趣味などで関わりがなければ科学とは無縁の生活を送ることが多いのではないでしょうか。 しかし自分の子どもが自然科学に興味を持ち始めると、子どもの知的好奇心を満たしてあげたいという思いから、実験ができるイベントや教室などの…
「老人と海」で有名なノーベル賞作家のヘミングウェイ。 シンプルで洗練された文体は20世紀の作家に大きな影響を与えました。 スペイン内戦にも参加した行動派の作家で、骨太で男らしい人物像は、ハードボイルド文学の原点ともいわれています。 もっともアメ…
食事は毎日楽しむもの。 人間なら誰でも持っている食欲を満たすだけではなく、特別で楽しい時間を提供するのもシェフや飲食業に携わる方には必要とされるスキルです。 味覚という人によって異なる感覚だけではなく、季節にあったものや目で楽しめるものなど…
現代は女性も男性と同じように働く時代。女性が子育てを理由に家庭にこもりっぱなしということがなくなりました。 自分の仕事にプライドを持って、家でも外でもバリバリ働くキャリアウーマンはカッコいいです。性別は関係なく、もって生まれた個性や能力を社…
ほとばしる情熱やハードボイルドな作風。男に生まれたからには死ぬまでに読みたい古典作品を紹介します。 男性だけではなく、アツイ魂を持つ女性にもおすすめです。古典作品だからと倦厭せず、手にとってみてください。怒涛の展開にページをめくる手が止まり…
誰にでもあった幼かったころ。大人にもなりきれない、かといって子どもでもない多感な時期。繊細で美しく、一瞬のきらめきがあった少年・少女期。 そんなあの頃に想いを馳せるような初々しい小説を紹介いたします。懐かしい想い出に浸るのも、あの頃の自分に…
メディアで活躍するあの人が、Yahoo!のトップページに載ったあの人が、普段は一体どんな日常を送っているのかを想像できますか? 今回ご紹介するのは、著名人が自分の日常を自らの筆で綴った日記本です。ご本人の文章を通じて、ニュースやTV画面からは決して…
森の中に子供が入っていく話といえば『ヘンゼルとグレーテル』など、なんだかおどろおどろしい怖い話を想像しますね。でも今回紹介するお話は、どちらかというと探検、冒険色が強い本なのです。 『ぼくだけの山の家』 ぼくだけの山の家 著・ジーン・クレイグ…
文明の進化はモノづくりとともに発展してきたと言っても過言ではないでしょう。世界各地にはいろいろな生活必需品が発明、生産され、それが世界中に行き渡り人類の発展に寄与してきたのです。そんな、今では当たり前になっているものを情熱とともに作ってき…
幼稚園や保育園の、読み聞かせの時間に普段は騒がしい子供でも、じっとおとなしく聞いてくれそうな本というと次の展開が気になって騒いでいる場合ではないと思わせるお話でしょう。そんな本があれば、「静かにしなさい」なんて言わなくても自然に話に集中し…
数ある小説のジャンルでもミステリー小説は、読者参加型の小説であす。登場人物と一緒になって謎解きをしたり、意外性のあるトリックに驚いたり、架空の世界の中にのめり込むことができます。 東大や京大といった高学歴の読書ランキングをのぞいてみると、上…
現代の私達は毎日食べるものに困ることもなく、贅沢さえ言わなければ生きていくことは、そう難しいことではありません。でもその食べていくというこにさえ毎日、悩む日々を過ごした人が、そんなに遠くない過去に存在したのです。そんな人々のたくましい生き…