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【小学生 本 夢中】仲間、ライバルの大切さがわかるおすすめ小説

 小学生高学年から中学生にかけての男子は、友人との関係をただの遊び仲間というものから、スポーツなどのひとつの目的を協力して達成させる仲間、ライバルとして捉えるように変化します。
そんな友達から友人へと微妙な変化を描いた佳作をご紹介します。

 

『ベーグル・チームの作戦』

ベーグル・チームの作戦 (岩波少年文庫)

著・E・L・カニグズバーグ
リトル・リーグのシーズンが始まりました。マークは今年もベーグル・チームに入って、大活躍するつもりでした。ところが、母親がチームのキャプテンに、兄さんが監督になってしまったのです。まるで晒し者になったような最悪な気分。マークは、チームメートが毎週日曜日に野球をしていると聞き、こっそり仲間に入れてもらいます。
観客のいない子どもたちだけの野球は、ほめる人も、見せるプレーもなし。ただ勝つために、最高の守備と最高の打撃をするだけ。
親友を失って自信をなくしかけているマークは、自分だけの新しい場を得て、力を発揮していきます。大人へと向かう12歳のマークとその家族や友だちを、ユーモラスに愛情をこめて描いた物語です。

 

『バッテリー』

 

バッテリー (角川つばさ文庫)

著・あさのあつこ
原田巧、ピッチャー。永倉豪、キャッチャー、中学校に進学する春休み、ふたりは出会いました。天才的な素質をもった投手として知られていた巧が、親のふるさとに引っ越してきたのです。なによりも野球を優先し、自信に満ち、自分だけを信じる巧は、自分の世界を頑なに守る少年でした。ところが、男の速球をわずか5球目できっちりと捕球した豪の姿に、最高のバッテリーになれるという思いが胸をよぎります。
野球にかけるふたりの青春が、今はじまったのです。
たぐいまれな素質にめぐまれ、努力も怠らない天才野球少年を主人公に、個性的な家族、友だちと、多彩な周辺人物を配して読ませる物語です。大人のファンも多い人気シリーズを是非、小学校高学年の男の子にオススメしたいですね。

 

『TheMANZAI(ザ・マンザイ)』

(P[あ]1-13)The MANZAI 上 (ポプラ文庫ピュアフル)

著・あさのあつこ
放課後の駐輪場に呼び出され、「おつきあい」を申しこまれた相手は、同じクラスの秋本貴史だった。ぼくよりひとまわりも大きい体で声も太い秋本は、転校生のぼくを見て、運命の出会いを感じたのだという。なんと秋本は、ぼくと漫才のコンビを組みたいというのだ。おもろいやつが一番だと言い切る秋本だが、冗談じゃない。ぼくは、フツーに学校に行って、フツーに勉強して、みんなと同じことをする、ヘーボンな暮らしがしたいだけなんだ。
著者は、『バッテリー」で大人にも多くのファンをもつ人でストーリーテリングには定評があります。

 

男性なら、昔を思い出して共感してくれるのではないでしょうか。自分の原点はもしかしたらあのころにあったのではないかと。
10代前半の真っ只中の男の子には作中人物に入り込んで読んでほしいオススメの本です。

 

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