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【絵本作家 有名 おすすめ】世界で読み続けられている絵本作家の人気作品まとめ

海外で著名な作家の作品もたくさん日本語訳され、日本でも多くの子どもたちに読み続けられています。長年人気がある絵本に共通しているのは、シンプルなストーリーながら読者を惹きつける絵の魅力があることです。
幼少期の早い時期から素晴らしい絵に触れさせることで、豊かな感性が身につきます。子どもが小さいうちは美術館などに行くことは難しいですが、自宅で世界でも認められている芸術に気軽に触れることができるのが、絵本の魅力でもあります。
また、絵画を勉強している社会人や感性を磨きたい大人にとっても、世界の人気作品から学ぶことはたくさんあります。

 

「はなをくんくん」

はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

1967年に日本で発行されたルース・クラウス文/マーク・サイモント絵/きじまはじめ訳「はなをくんくん」は、日本でも50年以上読み続けられている良書です。シンプルなストーリーながら、冬の山の動物たちが春の訪れを見つける姿が可愛くて子どもにも人気があります。
絵を見ているだけでもストーリーがわかるので、言葉がまだ話せない小さな子どもと一緒に絵を楽しむのもおすすめです。冬眠している動物たちの様子を知ることもできて、雪が降った日には子どもと冬眠する動物の話をするきっかけにもなります。

 

「ペレのあたらしいふく」

ペレのあたらしいふく (世界傑作絵本シリーズ)

子どもの本に対するスウェーデンの最高賞ニルス・ボルゲンソン賞を受賞したことがあるエルサ・ベスコフが、1910年代にスウェーデンで発表した作品が「ペレのあたらしいふく」です。この作家の作品は30冊以上あり、世界中で読み続けられています。「ペレのあたらしいふく」は、日本では小野寺百合子訳で1976年に発行されています。
この本の素晴らしさは、素朴ながらも丁寧に描かれた絵の魅力にあります。柔らかい色彩で登場人物の表情にも愛情が溢れていて、見ていて安心感を与えてくれます。寝る前に子どもに読み聞かせしたり、絵の勉強をしている社会人にもこの本はおすすめです。

 

「かいじゅうたちのいるところ」

 

かいじゅうたちのいるところ

世界的なベストセラー絵本作家として数々の賞を受賞したモーリス・センダックには多くの作品がありますが、最も有名なのは「かいじゅうたちのいるところ」ではないでしょうか。絵の魅力に引き込まれるこの本は、世界中の多くの子どもたちに夢を与え、たくさんのファンがいます。
日本では1975年に神宮輝夫訳で発行されていますが、この作家の絵を一度は目にしたことがある社会人も多いのではないでしょうか。日本でも長い間読み続けられている有名な絵本です。
この本の素晴らしさは、教育的な示唆がほとんどないことです。自由奔放に振る舞う主人公マックスと恐ろしいながらも愛嬌のある怪獣たちの交流はとても楽しそうです。ダンスをしている場面は、自宅の壁に飾っておきたいほど魅力を感じます。子どもの頃に読んだことのない方も、社会人になってからでもおすすめしたい絵本です。

 

魅力的な絵が描かれた楽しい絵本を親子でたくさん読む経験を通して、子どもの感性も磨かれて親子の絆も深まります。世界的にも人気のある絵本は、社会人になって再度読み直すと新しい発見をすることもあります。
毎年多くの絵本が発行されていますが、その中から何十年も慕われる絵本を作り上げることはすごいことです。読み続けられた作品には、魅力がたくさん詰まっています。

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