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【ミステリー 小説 初心者】まずはミステリー入門としておすすめ。傑作ミステリーのご案内。

 数ある小説のジャンルでもミステリー小説は、読者参加型の小説であす。登場人物と一緒になって謎解きをしたり、意外性のあるトリックに驚いたり、架空の世界の中にのめり込むことができます。

東大や京大といった高学歴の読書ランキングをのぞいてみると、上位にはいつもミステリー作品がランクインしています。

文章を読みながら展開を予想し、冷静に頭の整理ができることが人気の秘密のようです。思考するということは脳にとっても良い刺激になるもの。今回は、ミステリー初心者でも楽しめる傑作ミステリーを紹介いたします。

 

コールド・コールド・グラウンド(ハヤカワ・ミステリ文庫)

コールド・コールド・グラウンド (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 エイドリアン マッキンティ(著) (早川書房)
 80年代北アイルランド。紛争が日常化した街で起きた奇怪な殺人事件。被害者の体内から発見されたオペラの楽譜。側に置かれた別人の右手。エリート刑事のショーンはテロ組織の犯罪ではないかと疑っていたが、そんな彼に「迷宮」と書かれた手紙が舞い込む。緊張が続くなか、努力で犯人を捜していく様子、先の読めない展開に振り回されるジェットコースターのような小説です。

 

乗客ナンバー23の消失

乗客ナンバー23の消失

  セバスチャン フィツェック(著) (文藝春秋)
 豪華客船を舞台にしたミステリーサスペンス。行方不明になって死んだと思われていた少女が発見され、事件は解決されたかと思った途端に事件は始まった。

過去にも同じ客船内から20人もの人が姿を消していた。幾重にも重なった事件を囮捜査官マルティンが解決します。謎が謎を呼ぶ二転三転するプロット。テンポがよく読み進められる目の離せない本です。


偽りの銃弾

 

偽りの銃弾 (小学館文庫)

 ハーラン コーベン(著) (小学館文庫)
 強盗で夫を殺害された元特殊部隊パイロットのマヤ。2歳の娘のために設置した隠しカメラに写っていたのは殺されたはずの夫だった。夫の死の真相を辿っていくうちに浮かび上がる真実。誰も彼もが怪しく思える登場人物たち。

メリハリのある展開と、ラストのどんでんがえし。ミステリーには欠かせない要素がたくさんつまっています。映画化も予定されている作品です。

 

 平凡な毎日に刺激を求めている方、読書にのめりこめたい方にもおすすめの本です。

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