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【治水とは 意味 本】水の仕組みや治水の基本が学べるおすすめ本

人間は水がなくては生きていけません。人体の70%は水だともいいます。
そんな大事な水なのに意外と私達は、詳しいことを知らないまま普段の生活を送っていますね。
一度、水のことを絵本や本から楽しみながら学んでみませんか。

 

『ひとしずくの水』

ひとしずくの水

著・ウォルター・ウィック
写真科学絵本です。水のしずくを写真で見ながら、水の分子がどんなに小さいか、どうして水は丸くなるのか(表面張力)などの科学的なことがよくわかります。また、しゃぼんだまのふしぎや、蒸発、雲のできかた、雪の結晶など、水に関係したさまざまなものを写真で見せてくれます。
とても身近にある水ですし、氷も雪も霜もよく目にするものなのに、こんなにもきれいなのかとあらためて驚かされます。
文章を科学的にきちんと理解できるのは高学年でしょうが、写真の美しさは、幼い子でもよくわかるでしょう。幅広い年齢の子におすすめできる自然の美しさが分かってもらえる本です。。

 

『アライグマ博士と仲間たち』

アライグマ博士と仲間たち 全3話 (福音館文庫 物語)

著・ベン・ルーシャン・バーマン
鯰ケ縁の洪水ときたら、すごいものです。陸地は、見渡すかぎり、どこまでも水びたし。家一軒見えません。川の真ん中に残されたのは山がひとつ。そこにアライグマ博士とウシガエル、ウサギ、クロヘビ、キツネの5ひきが流れつきました。
川のまわりを水が勢いよく流れ、山はどんどん小さくなるし、食べ物もないのです。そこでアライグマ博士は、協定に署名することを提案します。みんなが血を分けた兄弟の仲になり、力を合わせて生きのびようというのです。
賢いアライグマ博士の先導で、動物たちが知恵と力を合わせて鯰ケ縁を洪水から守る顛末を、ユーモアたっぷりに語っています。「アライグマ博士河をくだる」「アライグマ博士と狩人たち」「アライグマ博士と三党たち」の3話が収められています。

 

『しずくのぼうけん』

しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ)

著・マリア・テルリコフスカ
ある水曜日のことでした。バケツから、ぴしゃんと水がひとしずくとび出し、ひとりで旅に出ました。お日様に照らされて、しずくはぐんぐん空へ登っていきます。雲に集まったしずくたち、こんどは雨になりました。
地面では、岩のわれめに入ってしまい、冷えて固まり氷になりました。たった一滴の水のしずくが、地面から空へ、空から地下へ、そして川から水道へと、大冒険するおはなしです。
元気なしずくの冒険話を楽しみながら、水の循環の知識も得られる、ポーランドの絵本です。

 

中東など砂漠の多い国の人は、そうでもないのかもしれませんが
私達、日本人はそれほど水の貴重さを感じていないのかもしれませんね。
この機会にもう一度、大切な資源について思いを馳せてみましょう。

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