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【庭 絵本】うららかな春の季節を感じる絵本。庭で春の芽吹きと小さな生命の尊さを感じる。

 うららかな春の季節。ぽかぽかとやさしくあたたかな光がふりそそぐのびやかなとき。そんなときはお庭にでて、おもいっきり春を楽しんでみるのはいかがでしょうか。春の芽吹きと小さな生命の尊さを感じながら、のんびりしたひとときを過ごしてください。そんなときにそばにおいてほしい絵本を紹介いたします。

 

リーサの庭の花まつり

リーサの庭の花まつり

 エルサ・ベスコフ (著) (童話館出版)
 花の妖精の展覧会やポストカードの販売などでファンの多いイラストレーターによる絵本です。
 個性豊かな花々と、お花が大好きな女の子の北欧の短い夏にひらかれる花祭りのおはなし。擬人化された花や野菜、虫たちも登場します。ウォルター・クレインの「花の饗宴」に影響を受けたという上品な文章とともに綴られる美しい妖精たちの世界。自然が大好きな大人の方へのプレゼントとしてもおすすめです。

 

ざっそうの名前 (福音館の科学シリーズ)

ざっそうの名前 (福音館の科学シリーズ)

 長尾 玲子 (著) (福音館書店)
 おじいちゃんの家に遊びに来た太郎は庭できれいな花を見つけます。おじいちゃんに聞くと雑草とのこと。種をまいて育てたわけでもないのに美しい花を咲かせる雑草たちに興味をもつ太郎とおじいちゃんの交流がほのぼのと描かれています。
 刺繍のイラスト、なじみの深い雑草の名前がたくさん登場し、どこか懐かしくも新しい絵本です。

 

ホラすてきなお庭でしょう

 

ホラすてきなお庭でしょう (マザーグース・ライブラリー (1))

 ピーター・スピア (イラスト) (瑞雲舎)
 イタリアが舞台なので、明るく強い色彩の緑がまぶしいマザーグースの絵本。ヨーロッパの街並みや庭のつくりがおしゃれで塔や丘が広がる風景はどこか牧歌的です。イタリア好きにはもちろん、旅好きにもおすすめしたいクラシック絵本。建物や人々の描き方も素朴ながらオシャレです。

 

 遠くに行かなくても春は庭先でも感じることができるもの。小さいものほど愛おしく成長を見守りたくなります。小さな草花に目を細めすがすがしい気持ちにさせてくれる絵本です。

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