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【笑いたい人へ おすすめ本】抱腹絶倒!おもしろエッセイ集。モヤモヤとした気分のときに。

 とにかく笑いたい!そんなときにおすすめのエッセイ集を紹介いたします。電車の中やカフェで読むのは禁止です。

モヤモヤとした気分のとき、愉快な気持ちになりたいときにおすすめの等身大エッセイ集。何度読み返しても、思わず笑ってしまう本を厳選しました。是非、手にとってみてください。

 

私の息子はサルだった

私の息子はサルだった

 佐野 洋子(著) (新潮社)
 「100万回生きたねこ」で有名な著者の子育てエッセイ。学校で一日に五回も廊下に立たされている我が息子。

おたけびをあげ続けるサルのような息子はいったいどんな大人になるのだろう。母親としてではなく作家として一歩引いた目線で語る育児の話は、息子さんによると思い出に嘘と大袈裟を散りばめているとのこと。著者の死後、発見された原稿に息子さんが絵を描いて出版されたもの。

おバカ男子のエネルギッシュな生態に笑いが止まらない本です。

 

小さいころに置いてきたもの

小さいころに置いてきたもの (新潮文庫)

 黒柳 徹子(著) (新潮文庫)
 いくつになっても個性的でユーモラスな黒柳徹子さん。自由で感性豊か、突拍子もない発言にはハラハラさせられつつも笑いがこみあげてきます。ユニセフの活動で出会った子どもたち、戦争前後の話、動物への愛、友人の作家や俳優との会話。

徹子さんの話をずっと聞いているようなユーモアあふれる一冊。無邪気で天然な徹子さんは大人になってもずっとトットちゃんなんだなぁと愛おしくなります。

 

日々の非常口

日々の非常口 (新潮文庫)

 アーサー ビナード(著) (朝日新聞社)
 アメリカ生まれの日本語詩人である著者による朝日新聞で連載されたエッセイが一冊の本になりました。軽く読めて、視点が面白く、博識で日本語の選び方が示唆に富んでいます。

アメリカとの文化の違いや英語の言い回しから政治や環境問題、テロなどの問題定義も。普段、無意識に使用している日本語を別の角度から捉えた新鮮な表現に思わず笑ってしまいます。疲れたときに手に取ると心が軽くなるエッセイです。

 

 誰が傷つくわけでもない笑いというのは高尚だと思います。何気ない日常を送っているつもりでも、周りからみるととんでもなく滑稽だったりするものです。たくさん笑ってエネルギーをチャージして、明るい気持ちで新しい一日をスタートしてください。

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