奇想天外なストーリーって子どもたちは大好きですよね。おとなになると変に常識が身に付いてきて「そんな馬鹿な!」って
一笑に付すことだって、子どもたちは素直だから「それでそれで?」って続きをねだります。
そんな読み聞かせにピッタリの本をご紹介します。
『ひみつのひきだしあけた?』
著・あまんきみこ
チイばあちゃんは、とらねこのとらたとふたりぐらしです。桜色の毛糸を見つけたチイばあちゃんは、ベレー帽を編もうとかぎ針をさがしましたが、みつかりません。
古い机の引き出しを開けてみると、いろいろなものが入っていました。チイばあちゃんには、なんでもかんでもそこに入れるくせがあるからです。引き出しは、するするするする引っ張れば引っ張るだけ開いていきます。
部屋いっぱいに伸びても、まだ開ききりません。しかたなく、チイばあちゃんは壁に穴を開けることにしました。
読み聞かせると、引き出しがどこまでも伸びるページで子どもたちは目を見張ります。家の外まで伸びていく引き出しの中に入っているものは、子どもにとっての宝物です。
『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは......』
著・市川宣子
あっくんのおとうさんは、きのうの夜、おそく帰ってきました。大急ぎで走っていたら、大きなスコップが落ちていて、躓いて転んでしまったんですって。
そうしたら、そばにモグラがいて、おとうさんのくせにかっこわるいってばかにするから、くやしくて、どこまでも深い穴を掘ってみせたんですって。おとうさん、だから遅くなったの?ほんとかな?
父さんのほら話がいかにも本当にありそうに語られ、子どもを楽しませます。
『クマのプーさん』
著・A・A・ミルン
ある朝、プーが歌いながら森を歩いていると、砂の土手にウサギの穴をみつけました。プーは、むりやり穴を通りぬけて、友だちを訪問しました。ウサギが「なにかひと口どう?」と言ってくれたので、プーは夢中になって食べました。
それから、お暇しようと、穴から這い出しにかかりました。ところが、なんとまんなかで詰まってしまいました!前にも、うしろにもいけません。「あ、いやんなっちゃう!」と、プーはいいました。
著者のミルンが、息子のクリストファー・ロビンのぬいぐるみたちを主人公にお話を語って聞かせたのが、この物語のもととなっているのです。幼い子どもから大人まで楽しめる作品です。
好奇心旺盛なお子さんをお持ちの親御さんには是非、手にとっていただきたい本です。
でも、普段は本に興味を示さないお子さんにもオススメの絵本ですよ。
こどもの教育は「こどもチャレンジ」がおすすめ
こどもチャレンジの教材はゲーム感覚で、子供の読む力・考える力を伸ばします。
また身近な自然への興味関心を高める教材も届くのがとてもよいです。
(私の子供たちもしまじろうが大好きで、楽しんで学んでいます。笑)
ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。