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【美術 本 初心者】アートがもっと身近になる!アート入門書おすすめ三選

美術館やアートギャラリーに行っても、今ひとつ楽しみ方がわからない――そんな人にこそおすすめしたい、アートの入門書を三冊ご紹介します。

どの本も読みやすく、難しい予備知識はなにひとつ必要ありません。実際手に取って眺めているだけでも、あなたの知性や感性を十分に刺激してくれることまちがいなしです。

 

かわいいルネサンス

かわいいルネサンス

一冊目は「かわいいルネサンス」(池上英洋著)。美術の授業で必ず名前が出るレオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエッロ、ボッティチェッリ。14世紀から16世紀にかけて活躍したルネサンスの芸術家である彼らの絵は、その名前は知らなくても“なんとなく見た事がある”人が殆どなのではないでしょうか。

こちらの本では、西洋美術の王道である彼らの絵を『かわいい』という現代的な価値観からまとめるという、ユニークな試みの一冊です。数々の名画を『かわいいファッション』でまとめた章は必見!今まで知らなかった名画がぐっと身近なものに変身しますよ。

 

女の子のための現代アート入門

女の子のための現代アート入門―MOTコレクションを中心に

二冊目は「女の子のための現代アート入門」(長谷川祐子著)。タイトルはあまり気にせずに、柔らかく瑞々しい感性を持つ老若男女全てに読んで頂きたい本がこちら。

“現代アート”と聞くと、なんとなく難しそうと感じるとしたらもったいない!こちらの本では1950年代から2010年までの現代アート作品がテーマ別に網羅されている優れもの。「時代の顔」「ものの見方を変える呪文」「見えないものに形を与える」などなど、どのテーマも興味深いものばかり。この本を読んだ後に美術館に行ってみると、今まで鑑賞していた同じ作品から、全くちがうものが立ち上がってみえてくるかもしれません。

 

5歳の子どもにできそうでできないアート 現代美術100の読み解き

5歳の子どもにできそうでできないアート: 現代美術(コンテポラリーアート)100の読み解き

三冊目は「5歳の子どもにできそうでできないアート 現代美術100の読み解き」(スージーホッジ著 田中正之日本語版監修)。

美術館の作品を観て「これのどこが凄いんだろう?」「これなら子供でも作れそう…」なんて感想を持ったことはありませんか?

そんな経験がある方に一度は手に取っていただきたいのが、こちらの一冊。ピカソからキース・ヘリングまで、幅広いアーティストの作品が“どのように優れているか”“なぜ5歳の子どもにこれが作れないのか”という観点から徹底解説されています。

より多く、広い知識量を求める人には最適な一冊です。ぜひ一度手に取ってみてください。

 

以上が、私がおすすめするアート入門書三冊です。アートに興味や関心のない人にこそ手に取っていただきたい本ばかりです。

読んだ後は実際にアート作品に触れてみたくてたまらなくなりますよ。

ピンと来たアーティストの作品をさらに深く追っていくのもおすすめです。ぜひもっと身近にアートを感じ、楽しんでみませんか。

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