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変わった芸術に触れたくなったら。読んで欲しい本まとめ

美術館にいけば、常になにか常設展というものはやっています。
でも普段、そういうところに縁のない人は知り合いにチケットでももらわない限り足を運ぶことはないですよね。
そんな人のために、うーんおもしろいと言わせる本を紹介します。

 

『ロベール・クートラス作品集 僕の夜』

僕の夜―ロベール・クートラス作品集

著・ロベール・クートラス
タイトルの夜というものが暗示しているものは、昼間はそれぞれのに縛られている人も、夜は自由になるものだということでしょう。
夜になれば世間と関わらなければならない時間から解放され、好きに世界を解釈することに没頭できる時間なのです。
クートラスの作品はその夜の時間の同伴者に最も適しているでしょう。闇の手前でにやっと微笑む登場人物たちは夜の奥に分け入る瞬間に隣にしかも夜の向こう側にたたずんでいます。
眠れない夜にパラパラとめくる本、そういう位置づけの本だと思います。

 

『赤瀬川原平の名画探検 広重ベスト百景』

赤瀬川原平の名画探険 広重ベスト百景

著・赤瀬川原平
絵を見るという事は好きだけど、鑑賞となると難しい娯楽だと思っていませんか?そういう人のために赤瀬川原平さんが気軽に絵を楽しもうと提案してくれている本です。
浮世絵を例にとって一見して普通に見える絵が実はとても示唆に富んでいたりすることに気づきます。
広重の絵の面白さもさることながら赤瀬川さんの何気ないキャプションの文にも名調子の気配が漂います。
気楽に絵を鑑賞していると、一枚の絵に捉えがたく拡散していく物語が含まれているのに気づくでしょう。そしてほかのどの絵も1枚として退屈な絵などというのはないのです。
絵画展に行きたいけれども大丈夫かなと思っている方におすすめの本です。

 

『100+1ERIKAS』

100+1 ERIKAS

著・タナカノリユキ、クリエイティブ・ディレクション
2007年の秋ソニーエリクソン製のauの携帯電話広告に、沢尻エリカさんは100種類のコスチュームプレイをして登場しました。ARS electronica Center にはそのうちの50種類が一堂に介して展示されていたというのです。
沢尻エリカさんの広告が本当に好きで、自分の携帯を購入するのもそっちのけで携帯電話とともにディスプレイされている、ダンスをしたりスキンヘッドだったりする沢尻さんを眺めていました。
広告の100種類に加えて現在の沢尻エリカさんがプラスワンとして掲載されています。でかくて厚くて重い本で、図鑑のようなテイストもあります。
コスプレという最近ではレディーガガのことがすぐ頭をよぎりますが、こちらはもう少しさりげない面白さが追求されており、とても見応えがある写真集です。
アートに興味がある人にはぜひ読んでほしい本です。

 

活字ばかりじゃなくて、たまには写真や絵を見ると、また活字に返ったときに
読み方が変わってきて自分の中の変化を楽しめると思いますよ。

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