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【海外 興味 おすすめ本】海外に興味がある人におすすめ本3選。仕事や旅行に興味ある人へ。

卒業旅行のシーズンになると滅多にいけない海外旅行の計画を立てる大学生は多いでしょう。
もちろん日本国内にだって、まだまだ知らないところは多いのですが時間に余裕があるうちに海外に見聞をひろめることはいいことです。
その際にもしかしたら参考になる本をご紹介します。

 

『100の地点でわかる地政学』

 

100の地点でわかる地政学 (文庫クセジュ962)

著・リビエ・ダヴィッド
著者はフランスの高校や予備校で指導している教員なのだそうです。フランスの受験生が読む本なのですが、難しいことをやっているなという印象です。
受験生が読むにしては使うものが容赦ありません。世界はこんなにも争いに満ちていて人々は利得を狙っている、そういう辛さを淡々とした記述で取り扱っています。
国と国との関係は人間同士の関係のより厳しいものだと確信してくるでしょう。その中で自分は他者に対してどう振る舞っていくべきか深く考えさせられる本だと思います。
外交官や海外在住の商社マンなどに読んでほしい本です。

 

『キリンと暮らすクジラと眠る』

キリンと暮らす クジラと眠る

著・アクセル・ハッケ
動物の方が人間よりはるかに賢いし、合理的だし見た目も素敵だなと常々最近思っています。人間は自分たちが生きていくための最低限はまだしも、そこそこですら満足できなくて無闇にエネルギーを消費したり、さらにそれをよそにわけ入って争ったり、その正体はかなり貪欲で理にかなっていないように感じる場面もあります。
この本は様々な動物と暮らそうと試みた人の話なのです。動物が好きな人もそうでない人もどれかの話は絶対に気に入るはずです。
周りの人がなんだか嫌に見えてきたなと思う時に読むと癒されるのではないでしょうか。

 

『エピソードで読む世界の国243』

2018▶2019 エピソードで読む世界の国243

著・エピソードで読む世界の国編集委員会
世界の国243、そんなに国があったのかとちょっとびっくりさせられます。内容の分量も大変なものですし、山川出版社による安心の内容です。
パラパラめくりながら眺めているだけで、時間がとても潰れる本でしょう。何か読むものが欲しいんだけどまとまったものを読むのが辛い、かと言ってネットでは散漫過ぎるという、割とよくある状況の時にも手にとれる貴重な本ですね。
ニュースなどで目にした国を索引から引いてもいいし、最初から通して読んでも楽しいです。この本を読んでいると世界は多様性に富んでいて広い場所なのだということがわかり、自分の悩みがちっぽけに思えてきてなんだか元気になる本です。
日々の生活で落ち込んでいる社会人の方に読んでほしい本です。

 

海外に出てカルチャーショックというものを受けると、一回り人間が成長します。
単なる観光旅行に終わらせずに目的意識を持って出かけることをおすすめします。

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