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【詩 入門書 おすすめ】たまには詩を味わってみませんか

読書好き、活字中毒、本の虫、など、本が好きな人はいろいろな呼ばれ方をしていますが
意外と読んでいない分野に“詩”があります。
もしかしたら人生の何割かを損してるかもしれませんよ。

 

『いちねんせい』

いちねんせい

著・谷川俊太郎
この本に載っている23の詩を、声に出して読んでみてください。こころがうきうきしたり、わらいころげたり、友達に教えてあげたくなったりしますよ。
23の詩には、土星から地面の穴まで、鯨から蝿まで、1年生から先生まで、魔法使いから雪だるままで、あらゆるものが出てきます。これを書いた谷川さんが、1年生の気持ちをこんなに知っているるなんて不思議ですね。
1年生が読むのにちょうどいい詩をおさめた絵本で、絵も楽しいですよ。

 

『たんぽぽヘリコプター まど・みちお詩のえほん』

たんぽぽヘリコプター (まど・みちお 詩のえほん)

著・まど・みちお
みちばたに、小さな花がさいていたら、しゃがんで、はなしかけますか?じっと見つめたら、花のことばがきこえるかしら。おちばがとんできたら、字をかいてみますか?おちばのてがみ、だれにあげようかしら?ほら、たんぽぽわたげのヘリコプターにのって、だれかがあなたをよびにきました。
2014年に104歳で亡くなったまど・みちおの詩に、素朴で温かい絵をつけた絵本です。四季をとおして草木を謳った、13編の詩を収める読後感が爽やかな詩集です。

 

『お一いぽぽんた 声で読む日本の詩歌166』

おーいぽぽんた―声で読む日本の詩歌166

著・茨木のり子
詩は、音に出して読むと、楽しさをまるごと味わえます。この本には、日本の詩、短歌、俳句が166編入っています。気に入ったものがあったら、くりかえし声に出して読んで、暗記してみましょう。でも、いつも大きい声で読めばいいってわけではありません。
詩のことばを自分のことばにして、きいている人に大切に届けてみましょう。
子どもたちに繰り返し口ずさんで覚えてほしい、日本の詩・短歌・俳句、計166編を収録しています。好きな詩、読みやすい詩から楽しめるように編集された三部構成になっているので、意味はわからなくても、声に出して読むことをすすめたい作品です。

 

どうして読まないのか訊いてみても、単なる食わず嫌いだったりするのです。
騙されたと思って一度、本屋さんの詩のコーナーに行ってみませんか。
普段は触れることのないジャンルに触れてみると、これまでとは違った体験ができますよ。

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