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【動物 子供向け 書籍】珍しいペットを飼っている家族を描いたおすすめ本。奥深い動物の世界。

ペットを飼うといえば普通は犬か猫、せいぜいウサギ、ハムスターといったところでしょうか。
でもペットはそればかりじゃありません。変わったペットを飼うお話、それだけじゃくてありふれたペットだけど深い関わりあいを描いた本をご紹介します。

 

『イグアナくんのおじゃまな毎日』

イグアナくんのおじゃまな毎日 (軽装版偕成社ポッシュ)

著・佐藤多佳子
親戚のおじさんが、あたしの11歳の誕生日にくれたプレゼント。それは、なんとイグアナでした。イグアナというのは、トカゲ。ヘビやカメと同じ爬虫類です。草食で、攻撃性がなくて、おとなしい。鳴かない。におわない。人によく慣れる.........。
だからって、よりにもよって、こんなペットを飼うなんて!?ママはパニックになるし、パパはあてにならないので、世話をするのは、あたししかいません。とんでもない毎日がはじまりました。
コミカルなタッチで、おもしろく読めるので、気軽な読書にすすめたい1冊です。

 

『ぼくとくらしたフクロウたち』

ぼくとくらしたフクロウたち (評論社の児童図書館・文学の部屋)

著・ファーレイ・モワット
ミミズクって、ペットになるでしょうか?これは、カナダの大学寮に住む3人の少年たちの物語です。あらしで巣から落ちたミミズクのひなを助けて、クフロと名づけてペットにします。もう1羽、いたずらっ子たちにいじめられていたミミズクを助けました。弱虫でメソメソしているので、メソと名づけましたが、とっても食いしんぼうでした。クフロもメソもひなのうちから人間と暮らしていたので、自分のことをミミズクだと思っていません。飛ぶこともできないのです。
ミミズクと暮らした4年間を、著者の体験にもとづいて描いている作品です。2羽のミミズクがとても写実的に描かれ、ほかの自然界の動物たちも多く登場して、楽しく読めますよ。

『がんばれヘンリーくん』

がんばれヘンリーくん (ゆかいなヘンリーくん 1)

著・ベバリイ・クリアリー
ある日、ヘンリーくんは、町ですごく痩せたノラ犬をみつけました。犬を飼ってもいいかとおかあさんに電話すると、自分で連れてかえるならいいといわれました。でも、バスの運転手さんは、きちんと箱に入れなければダメといいます。ヘンリーくんは、お店で箱をさがしました。犬を箱に入れて運ぶのは、ひと苦労!
アメリカのどこにでもいそうな男の子を中心に、家族、友だち、学校生活などを、自然な姿で描いています。書かれてから半世紀以上過ぎているのに、今も子どもたちに読みつがれている本です。

 

 

どうでしょう?犬や猫もいいけれど、もっと奥深い動物の世界を知りたくなったのではないでしょうか。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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