自然
満点の星空を見つめていると、遠くに輝く星や自分の立っている大地や地球の存在に興味が湧いてきます。SFが大好きな方、宇宙科学に興味がある方におすすめの本を紹介いたします。眠る前のほんのひととき、天体観測のお供にいかがでしょうか。 知の果てへの旅…
北欧というとオシャレで自然豊かなイメージがありますが、文学好きの方は北欧の中でもフィンランドに興味があるのではないでしょうか。オーロラや森、湖があるおとぎ話のようなイメージ、サンタクロースやムーミンの生まれた土地でもあり、最近ではフィンラ…
夜空を見上げても、都会では星が見えず、わざわざ郊外に出かけないと星と共に夜を過ごすことができなくなってしまいました。天体観測が好きな方、ロマンチックな気分に浸りたい方におすすめの、ページを開けば輝く星に出会える本を紹介いたします。七夕以外…
コロンとした可愛らしいフォルム。色あざやかなものから茶色のシンプルなものまで、多種多様でユニークなきのこ。今回は、きのこが大好きというお子様からきのこの生態について知りたい大人まで、きのこに関する本を集めました。是非、きのこのチャーミング…
風船に乗って空を飛びたいー子どもの頃、誰もが夢見たことがあるのではないでしょうか。飛行機ではなく、気球で風を感じて、鳥たちと一緒に空を飛んで旅してみたい。そんな夢を叶えてくれる気球の魅力を感じる本を紹介いたします。 気球に乗って五週間 気球…
どこまでも真っ白で汚れのない雪。ふわふわと降り積もるやわらかな雪。しんしんと冷えた空気の中で目の前に広がる雪景色。春がくると溶ける儚さ。私たち日本人にとって、雪は文学的な印象があります。今回は雪がテーマの本をご紹介いたします。 「雪国」 【A…
日本人が昔から親しんできた花といえばスミレ。道ばたでも力強く、可憐で小さな花を咲かせる姿、短命なところが子どもからから大人の女性へと成長していく一瞬の不安定で繊細なきらめきを放つ「少女期の象徴」として文学では扱われることが多いです。今回は…
「花の女王」といわれるバラ。ゴージャスなイメージで、その香りは繊細で女性を虜にする花。化粧品や香水などにも使用されています。ただそこに存在するだけで、場の雰囲気が華やかになる情熱的な美しさ。触れるとトゲでケガをしてしまうという危うさ。そん…
光があるところには影がある。自分そっくりで、どこまでも追いかけてくる影。真っ暗闇では消える影。見えていなくても、自分が存在する限り、必ずそこに存在するもう一人の自分。今回は「影」をモチーフにした小説を紹介いたします。 「影をなくした男」 影…
雨の日がキライという人は多いけど、雨は外のうるさい世界から守ってくれるような安心感があります。雨の降る日は家にひきこもって、規則正しい雨音に耳を澄ませてみるのもセンチメンタルで素敵です。雨をモチーフにした本のなかでもネガティブなものではな…
人魚姫のおなはしからか「人生は泡のよう」なんていう表現もある通り、美しくすぐに消える儚い印象がする泡。ふわふわのさわり心地、空気を含み、風にのってどこまでも漂っていく自由で柔らかく女性的でファンタジックなイメージもあります。今回は、そんな…
歴史と伝統が今なお残る街、美しい街並が魅力の京都。日本の良き昔ながらの文化が今なお色濃く残る街です。四季折々の顔をのぞかせ、訪れる度に表情を変えるのも魅力の一つ。今回は、そんな京都を舞台とした小説を紹介いたします。 「古都」 古都 (新潮文庫)…
お月さまは神秘的。毎日毎日そこにいて、形をかえていく不思議さ。太陽のように派手に存在を主張するわけではないけど、たしかにそこにいて輝いて見守ってくれる存在。お子さまへの読み聞かせだけではなく、大人の方のベッドタイム読書に、お月見の季節にも…
姉妹、兄弟の絆を描いた名作は世界中にたくさんありますが中でも代表的な3冊を紹介しましょう。 『若草物語』 若草物語 (新潮文庫) 著・ルイザ・メイ・オールコット若草物語の名前は読んだことのない人でも知っているでしょう。19世紀に書かれた物語ですが…
カエル、蛇やトカゲなど、一般的にはメジャーじゃない動物を飼っている人がいます。こんなに可愛いのに、なんでみんな理解してくれないの?それ以上にマイナーな動物を飼ったらどうなるか? 今日はペットに欲しい子供向けに読んでほしい本を紹介します。 『…
動物園や水族館にいるペンギンを見て癒やされる人も多いのではないでしょうか。なにしろ鳥なのに飛べないというところからしてユーモラスですよね。そんな南極でたくましく生きるペンギンたちの物語、ペンギンの生態を描いた本を3冊ご紹介します。 『おぎょ…
動物と人間との関わりってどういうケースが考えられるでしょう。家畜であったり、ペットであったりという場合が多いでしょうが、それ以外の関係もあるんですよ。 『雪わたり』 雪わたり (福音館創作童話シリーズ) 著・宮沢賢治雪が大理石よりもかたく凍った…
古来、人間の乗り物として活躍してきた馬。その美しさや力強さから家畜としての存在以上に愛着がある人が多い動物です。そんな馬について書かれた物語をご紹介します。 『北の馬と南の馬』 北の馬と南の馬 著・前川貴行表紙をひらくと、広い緑の草原のあちこ…
絵本というものは絵を添えることによって、文字だけでは伝えることができない表現ができる手段です。これが写真なら、もっとリアルに読者に訴えかけることが可能になります。そんな写真絵本という分野のおすすめ本を紹介します。 『二ひきのこぐま』 二ひき…
昆虫採集は夏休みの定番の宿題ですね。昔は、特に男の子はやった経験があるのではないでしょうか。そんな少年達にオススメの本を、ご紹介します。 『せみとりめいじん』 せみとりめいじん (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん) 著・かみやしん ごんちゃんは…
職業選びの際に、好きなことを仕事にすればいいという意見は賛否両論ありますね。好きなことなら毎日が苦にならないっていう見方と、それが仕事になってしまえば苦痛だという意見。でも心の底から好きなら生涯の仕事にしてしまったほうがいいのではないか。…
小学生時代の男子は、ほぼ全員といっていいほどカブトムシやクワガタが好きですよね。そんなカブクワの知識をもっと仕入れて友達に自慢できる本を紹介しますよ。 『クワガタクワジ物語』 クワガタクワジ物語 (偕成社文庫) 著・中島みち 太郎くんは、クワガタ…
キツネについで、いやそれ以上にオオカミが昔話に登場するときは悪役であることが多いです。そんな決めつけられて可愛そうなオオカミという存在に焦点を当てた作品を三冊紹介します。 『オオカミ王ロボ シートン動物記』 シートン動物記「オオカミ王ロボ」 (…
カエルについて、みなさんはどのようなイメージを持っているでしょうか?「かえるのうた」や梅雨が一般的でしょうかね。ぬるぬるしてて気持ち悪いとか、あるいは田植えのシーズンにゲコゲコ鳴いてうるさいだとかあまりプラスの印象はないのかもしれませんね…
神さまがいるかどうかは別として、命が生まれ、育っていくこんな複雑な仕組みを誰がどうやって作ったのか、疑問に思うときがあります。そんななぞに満ちた様々な生物の様子を描いた本を紹介します。 『たまごのはなし かしこくておしゃれでふしぎな小さな命 …
気が滅入ったときには海を見に行ったり、山の緑に触れたりすると癒やされますね。なにか大自然には人が本来帰るべき場所みたいなものがあるのかもしれません。心が傷ついたときには、人間以外のものに心を任せてみませんか。そんなおすすめ本を紹介します。 …
子供の頃は野山を駆け回り、空き地で泥だらけになり遊んだ人も大人になるに連れケガをしちゃいけないので危険なことからは距離を置くようになります。でもやはり心の底には冒険したいという欲求はくすぶっています。そんな気持ちに素直に実行した人の本を紹…
冒険するという言葉を聞いてどんなことを思い浮かべますか。登山や秘境をまるでインディ・ジョーンズのように探検する感じを想像したのではないですか。もちろんそういう純粋な意味での冒険小説もあります。でも事件が起こり、それを解決しようと奮闘するの…
こうあらねばいけない、人間とはかくあるべきだと先人たちはアドバイスしてくれます。でも、決して理想通りにはいかないのが人間というものです。そんな理想と現実を描いた対照的な小説をご紹介します。 『飛ぶ教室』 飛ぶ教室 (岩波少年文庫) 著・エーリッ…
旅行に行くと思い立ったときにまず手にとるのはどんな本でしょうか。実際に行く場所、目的が決まっているときは具体的なガイド本でしょうがどこかに行きたいな〜って漠然に思っているときは、こんな本はいかがでしょうか。 『深夜特急』 深夜特急〈1〉香港・…