ほんのむし

読書はみんなのサプリ

爬虫類、両生類が好きな子供に読んでもらいたいおすすめ本。

カエル、蛇やトカゲなど、一般的にはメジャーじゃない動物を飼っている人がいます。
こんなに可愛いのに、なんでみんな理解してくれないの?
それ以上にマイナーな動物を飼ったらどうなるか?

今日はペットに欲しい子供向けに読んでほしい本を紹介します。

 

『ワニがうちにやってきた!』

ワニがうちにやってきた! (新しい世界の文学)

著・ポール・ファン・ローン
エミーは、8さいの誕生日に、イヌかネコかウサギを、ママたちにお願いしました。なでたり、だっこしたり、いっしよに寝転んだりできるペットがほしかったのです。でも、動物ぎらいのパパとママがくれたのは、キンギョでした。
パパとママは、おばあちゃんのこともきらいで、老人ホームに追いやろうとしています。パパはお金もうけのことだけ、ママはバーゲンで買い物することだけを考えています。
エミーとおばあちゃんは、どうしたらいいのでしょう?
誕生日に届いたワニの卵。「心からのお願い」で卵をかえしたエミーは、動物ぎらいの両親からワニを守る。やがて、ワニはどんどん大きくなって...という、なんとも現実的な問題が散りばめられていて、絵本の範疇を超えたテーマを扱っています。広く中高生に読んでほしい本ですね。

『ワニてんやわんや』

 

ワニてんやわんや

著・ロレンス・イェップ
テディは、おとうとのボビーのたんじょうびプレゼントに、ワ二をえらびました。あかちゃんワニは、せなかは線、おなかは黄色。小さいくせに、しっぽをふりまわして、プラスチックのしいく箱にひびを入れてしまいました。
頭の上に生肉をぶらさげると、とびあがってひったくり、あっというまにするどい歯でガシガシと食べてしまいます。こんなこわいやつなのにボビーは大喜びで、ワニをつかむと、ひっくりかえして、指で黄色いおなかをさすってやるのです。
サンフランシスコで育つ中国系アメリカ人の一家のワニをめぐる騒動を、テディの目をとおしてユーモラスに描いています。なにかというと集まるにぎやかな親戚のおじさんやおばさんに囲まれながら、ときには反発したり共闘したりするきょうだいがほほえましいですよ。

『オタマジャクシをそだてよう』

オタマジャクシをそだてよう (児童図書館・絵本の部屋)

著・ビビアン・フレンチ
カエルのたまごを見たことはありますか?カエルのたまごは、池の水に浮かんでいます。
たくさんのたまごが、ゼリーみたいなとろりとしたかたまりになっています。ひとつひとつのたまごの袋に、くろいつぶが見えます。
それが、オタマジャクシになるのです。大きな水槽に、いけの水とモと石、そしてカエルのたまごをいれて、オタマジャクシをそだててみましょう。
物語にそって楽しみながら、オタマジャクシの飼い方がわかる本。かんたんな索引もついている。

動物に対して愛着が湧くかどうかは本人次第なので、他人がとやかく言うことじゃありませんね。
どんなペットであろうとも苦労はつきものなのだしね。

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