算数が苦手な子供って思っているより多いものです。子供どころか大人もですけどね。
でもなんで国語に比べて苦手意識を持ってしまうんでしょうね。
それは多分ですが、算数のおもしろさを先生が伝えにくいという点にあるのではないでしょうか。
そんなときに、これを読めばもしかしたら小さなお子さんの脳の中の数学部分が目覚めるかもしれません。
『1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし』
著・デミ
むかしインドに王さまがいました。その国の人びとは、取れたお米のほとんどを王さまに渡さなくてはなりませんでした。飢饉のときには、お米をみんなに分けると、王さまが約束したからです。
ところが、ほんとうに飢饉になると、分けてくれません。賢い村むすめのラーニは、このひどい王さまから、お米を取り返しました。とてもかんたんな算数を使ってね。
王さまの愚かしさと数のおもしろさを教えてくれる痛快な本です。伝統的なインドの細密画を生かした美しい絵も効果的に物語を彩ってます。
『ゴハおじさんのゆかいなお話 エジプトの民話』
著・デニス・ジョンソン=デイヴィーズ
むかし、エジプトにゴハおじさんがいました。ある日、ゴハおじさんは市場でロバを12頭買いました。帰り道、おじさんがロバにまたがって、前を行くロバをかぞえてみると、11頭しかいません。おかしいぞ。
おじさんはロバからおりて、もういちどかぞえてみました。ちゃんと12頭いるじゃありませんか。あんしんして、ロバにまたがり、もう一度かぞえてみたら、11頭しかいません。ゴハおじさんは、わけがわからなくなりました。ゆかいなゴハおじさんのお話が15話入っています。
ゴハおじさんは、まぬけで頑固なのに、ときにはとびきり賢くなる。そんなおじさんの言動を、ゆかいに明るく描いた昔ばなし集です。読み聞かせでも楽しめますよ。
『マグナス・マクシマス、なんでもはかります』
著・キャスリーン・T・ペリー
マグナス・マクシマスは、なんでも測って、なんでもかぞえます。湿り具体と乾き具合や、近さと深さをはかり、顔のそばかすや歩道のひび割れをかぞえます。
測った数字を紙切れに書付け、名札みたいに貼り付けます。あかちゃんのひたいにペタリ、レンガの塀にペタリ。町の人たちは「マグナス・マクシマスに測らせれば、まちがいない!」と言っています。
なんでも測るおかしなおじいさんの、ゆかいなお話です。絵のあちこちに、マグナス・マクシマスの仕事の跡が残っているのを探すのも楽しいですよ。読み聞かせに向くので小学校低学年のお子さんにもオススメです。
国語が好き、社会が好き、理科が好き、それはどれもテストの点が良かったからという理由もあるでしょうが
基本的には、やってる内容が面白いからというのが本当のところでしょう。
だったら数学を好きにならせるには、おもしろがらせてみればいいという結論になりますね。
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