子供と会話をしていると、なんでそんなことにこだわるんだろうって不思議に思うことがあります。
それは小さな取るに足らないことだったり、へーって感心してしまうようなことだったりと様々です。
そんな探究心を大切に育んだ結果が偉大な研究成果になるというお話を紹介しましょう。
『土のコレクション』
著・栗田宏一
土って何色?と聞かれたら、茶色と答える人が多いんじゃないかな?でも実際にいろいろな場所の土を集めてみると、驚くほどいろいろな色の土があるんです。ピンク、オレンジ、黄色、むらさき、みどり......。
土って、こんなにきれいだったんだ!と、びっくりしますよ。この本を書いた人は、日本全国の土を、10年かかって1万種類も集めました。
地域別の土のちがい、土の成分、土の集め方、土で紙を染める方法などが紹介されています。
『どうぶつのあしがたずかん』
著・加藤由子
「手形」や「足型」を取ったことありますか?あなたが赤ちゃんだったときに、おとうさんが取ってくれたかもしれませんね。動物の足型を集めた人がいます。14種類の動物の、実物大の足型の本です。最初はインドゾウ。大きな本の見開きにも入らなくて、紙を折って印刷されています。
自分の足をこっそり乗せてみましょう。あなたの足の何倍ぐらいありますか?
サルの仲間のゴリラ、チンパンジー、ニホンザルは、前あしと後ろ足が違う格好をしていて、やはりサルの前あしは「て」なのだなあと実感します。実物大のため、動物の大きさが体験できておもしろいですよ。
『ウラパン・オコサ』
著・谷川晃一
あなたは、どうやって、数をかぞえますか?「1、2、3、4、5」ってかぞえるのが普通でしょという人がいます。「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ」とかぞえる方が好きという人もいます。「に、し、ろ、「や、とお」とかぞえた労がはやいという人もいます。
そこで、こんなおもしろいかぞえ方があります。「ウラパン・オコサ」でかぞえるんです。「オコサ・オコサ・ウラパン」っていくつでしょう?この本を読めばわかります。
読み聞かせをしたあとに、みんなで「ウラパン・オコサ」を使って数を数えると、さらに楽しいですね。
おとなになるに連れて人々は、忙しいからとか、そんな小さなことには関わっていられないなどと格好をつけて
小さな疑問なんか無視するようになってしまいますね。
でも、ときには立ち止まって思いを巡らしてみませんか。
きっと自分の中の子供の心が蘇ってあらたな発見がありますよ。
こどもの教育には「進研ゼミ」がおすすめ
小学生の時から勉強から問題解決、考える力をつけるのは重要です。
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私も小学生の時に勉強が好きになったきっかけでもあります。
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ニガテを解消できる学力診断など小学生一人ひとりをサポートされているのでおすすめです。