長い人には、いくつもの壁が立ちはだかっています。
そんなときに挫けずに乗り越えていく力が育まれるのは小学生時代ではないでしょうか。
そんな勁い大人になるためのオススメ本を紹介します。
『ゆかいなホーマーくん』
著・ロバート・マックロスキー
ある日、ホーマーくんは、食堂を経営しているおじさんに頼まれて、最新のドーナツ製造機でドーナツをつくりはじめました。材料を機械に入れてボタンをおすと、つぎつぎにドーナツができあがります。
ところがどうしたことか、機械はどんどん、どんどんドーナツをつくり続け、止めようとしても止まりません。お皿やおぼんの上につみあげ、カウンターやいすにつみあげ、店中ドーナツだらけ。
みんなが困りはてたとき、ホーマーくんがすばらしいアイデアを思いつきます。
絵本作家のマックロスキーが、自ら挿絵も手がけた、おかしなほら話で読者をたっぷり楽しませてくれます。
『お江戸の百太郎』
著・那須正幹
寺子屋、岡っ引き、奉行所、長屋、井戸ばた......この言葉がわかる人は、かなりの江戸時代好きです。わからない人も大丈夫。この本には細かく説明がついていて、知らないうちに江戸時代に詳しくなります。寺子屋に通ってる12歳の少年・百太郎が主人公の捕物帳です。
おとうさんの岡っ引き、大広の半次と江戸の町を走りまわり、誘拐やゆうれい事件の謎を解きます。
江戸時代をうまく説明しています。文章にはニックネームやトイレなどという現代の言葉も数多く使っていて、抵抗なくお江戸の町に親しめますよ。
『チームふたり』
著・吉野万理子
大地は、東小卓球部の男子キャプテンです。小学校最後の試合では、気の合う6年生とダブルスを組みたかったのですが、経験の浅い5年生の純と組むことになりました。
納得がいかない大地ですが、女子部でも、キャプテンと他のメンバーの間がうまくいっていないようです。さらに大地の家では、お父さんが仕事を辞めてしまい、かわりにお母さんが働くことになりました。
だいじな引退試合は近づいてきます。大地は、純とふたりで気持ちを合わせ、ダブルスで力を出すことができるでしょうか?
最初は先生の決定に納得できない主人公ですが、次第に支えあう家族のあり方に気づき、友だちが抱えている問題を考えるようになるという深いお話です。登場人物と同じ世代、小学校高学年の子に読んでほしいオススメ本です。
大人になるにつれて、トラブルのパターンもだんだん分かってきて、難なくこなせるようになるものです。
でも小学生時代の困難はそのたびに手強いもの。でも言い換えれば新鮮で毎日が冒険だと言うこともできるでしょう。
こどもの教育には「進研ゼミ」がおすすめ
小学生の時から勉強から問題解決、考える力をつけるのは重要です。
進研ゼミではタブレットと紙で学ぶようになっており、楽しんで勉強できるようになっています。
私も小学生の時に勉強が好きになったきっかけでもあります。
授業が分かる教科書対応、赤ペン先生による個別学習、
ニガテを解消できる学力診断など小学生一人ひとりをサポートされているのでおすすめです。