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読書はみんなのサプリ

【平和 本 読書感想文】高校生にもおすすめ。平和について考えさせられる本。

 「日本人は平和ボケ」なんて言われている通り、安心安全な国、人を疑わない国民性として知られていますが、過去の戦争の傷跡や災害の辛さを風化させずに心の奥底にとどめておくことは大切なこと。

みんなが平和に仲良く暮らせるように。平和を愛する国民だからこそ読んでおきたい本を紹介いたします。

 

テロリストの息子(TEDブックス)

テロリストの息子 (TEDブックス)

ザック・エブラヒム,ジェフ・ジャイルズ(著) (朝日出版社)
 テロリストの父親を持った息子。父がどうしてイスラム過激思想に走ったのか理解しようとしながらも、葛藤する息子。

どんな悲惨な状況に育っても平和を選択することができると主張したトークが一冊の本になりました。

憎しみは憎しみを呼び、偏見が平和を乱す。環境のせいにせず、自らが選びとった「平和への道」とは何か。これ以上世界に被害者がでないように負の連鎖を止めようとする言葉。ささやかな気持ちに耳を傾けることこそが平和への一歩かもしれません。

 

いのちと平和の話をしよう

 

いのちと平和の話をしよう

 日野原 重明(著) (朝日新聞出版)
 聖路加国際病院の医師として多くの患者のいのちの輝きを見てきた103歳の著者が贈るいのちと平和のエッセイ。いのちの大切さ、そのいのちをどう使うかということ。

沖縄米軍基地、憲法問題について触れられています。「戦争をなくすためには赦すこと」など、憎しみに振り回されない人間になるような悟りの境地に近い言葉も。純粋なこどもたちにこそ読んでもらいたい大切に心に刻んでほしいことばたちです。

 

平和をつくった世界の20人

平和をつくった世界の20人 (岩波ジュニア新書)

 ケン・ベラー&ヘザー・チェイス(著) (岩波ジュニア新書)
 世界の平和づくりに貢献した20人の人物が紹介されています。環境破壊のために立ち上がった森の博士・ソローやキング牧師、ダライ・ラマ、マザーテレサなど草の根的活動で平和運動を続けてきた偉大な人々の言葉や人生が紹介されています。

平和をただ願うだけではなく、行動することの大切さを教えてくれる本です。

 

 今の平和があるのは、過去の苦しみがあったからこそ。その苦しみや過ちを教訓として生かし、日々感謝して生きていきたいと思わせてくれる本です。

決して海の向こうのことだからと無関心になってはいけません。お子様から大人まで手にとってみてください。

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