2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
子供の頃は理数系が苦手で…という方は多いのではないでしょうか。たしかに数学はハマるとおもしろいのですが、そこまで持っていってくれる先生との出会いという要因が大きくて結果として苦手なまま大人になってしまう人が多いように感じます。でも理科は別、…
美術館でたまに催される「だまし絵」展って、なんであんなにおもしろいんでしょうね。人間の錯視、錯覚を利用した作品には分かっていてもビックリさせられます。そんな体験を手軽に読書でできるので、これは見ない手はありませんよ。 『光の旅かげの旅』 光…
読み聞かせの習慣のない親から見ると、なんであんなに面倒なことが続けられるのだろうと思うかもしれませんが毎晩やっている親から見ると、こんな楽しいこと何でやらないんだろうって逆に疑問に思われるそうですね。そう、読み聞かせって何もすべてが子供の…
人が読書好きになるかどうかは、小さい頃の読み聞かせ習慣にあるという説があります。親と子が親密に触れ合え、共同体験をするという意味ではこれ以上はない習慣ですね。そんな読み聞かせにバッチリのおすすめ本を紹介します。 『のはらクラブのこどもたち』…
ふだん日本で暮らしている私達にとって、当たり前だと思っていて疑 問にも感じないことが外国人の目から見ると奇異に映ることもあるらしいです。それとは逆に私達が外国の風習を見て、えって驚くこともしばしばですね。そんな世界のいろんな生活の流儀ともい…
日本は紀元節を考慮すれば単一の国としては世界最古の歴史を誇る国です。でも国としての体裁を変えつつ文明として見てみるともっと歴史のある国々が世界にはあるのです。そんな太古のロマンに触れることのできる名著を紹介しましょう。 『エジプトのミイラ』…
田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに会うと昔の遊びを教えてくれて新鮮な気持ちになりますね。昔はこういうことをするしかなかったんだよ、と自嘲気味に言われるけど、全然色褪せなくて楽しい遊びばかりですよ。 『植物あそび』 植物あそび (福音館の科学シ…
有名なマンガ『週刊少年ジャンプ』のテーマは友情・努力・勝利なのだそうです。いつの時代も少年たちは困難に打ち勝って成長していくものですね。そんな渦中にいる少年、特に小中学生男子におすすめの本を紹介します。 『乱太郎の忍者の世界』 乱太郎の忍者…
現代の私達は毎日食べるものに困ることもなく、贅沢さえ言わなければ生きていくことは、そう難しいことではありません。でもその食べていくというこにさえ毎日、悩む日々を過ごした人が、そんなに遠くない過去に存在したのです。そんな人々のたくましい生き…
読むほどに、なんだか本のペースに引きづられて止められなくなる。そんなリズム感に満ちている本があります。詩という形態を取った文章もそうですが、詩にならって書かれた文章も、読者をひきつけてやまないものです。そんな少し中毒性のある本をご紹介しま…
小学校高学年の男子といえば体つきは大人になりかけてはいるけれど、まだまだ精神的には少年の域を脱してはいません。そんな不安定な年頃の男の子の悩みをありありと描いた作品を紹介しましょう。 『劇団6年2組』 劇団6年2組 (ティーンズ文学館) 著・吉野万…
「素敵な靴は素敵な場所に連れて行ってくれる」とか、ファッションにはこだわりはないけど、靴だけにはこだわっているという方をよく見かけます。 考えてみると、靴は下着の次に身につけている時間が長いもの。大切に扱われ、よく磨かれた靴は、その人を映し…
現代の日本はとても平和で生きるか死ぬかといった貧困とは無縁の世の中になりました。昨今、マスコミで取り沙汰されている貧困云々とはレベルが違う壮絶な状況が過去には確かにあったのです。そんな時代に心をはせて現代の我々が置かれている僥倖を噛み締め…
画家が絵を描くことを志そうとするキッカケってなんなんでしょうか。子供の頃から自然に筆を手に取るという人もいるでしょうが多くは周りの環境によるものが大きいでしょう。そんな絵に親しめるいい環境を描いた本を紹介しましょう。 『はじめてであう美術館…
ときに純粋に絵を描くという行為を描いたもの以外にも芸術作品を語った作品はあります。むしろ却って、違う方向から光を当てた物語の方が多くを語ることもあるケースが多いです。そんな、普段とは少し違った方向から見た絵画をテーマにした本を紹介しましょ…
「アルプスの少女ハイジ」と並んで、ある一定以上の年齢層に響くアニメ作品に「フランダースの犬」があります。ラストは悲しい結末なのですが、日本人の少年少女にデンマークという国やコペンハーゲンという地名、ルーベンスという画家の名前をメジャーなも…
ピアノを習わせたり、バイオリンを練習させたり、音楽の習い事をさせている親御さんは多いことでしょう。でも親から言われたから通ってるというお子さんも、これまた多いのではないでしょうか。そんなお子さんに読み聞かせてみたい本を3冊紹介します。 『ピ…
それまでは親から本を読み聞かせされていた子供が、一人で読み始めるときってどんな気持ちなんでしょうね。例えるなら、自転車に初めて乗れたときのような、一気に自分の周りの世界が広がる感覚なんじゃないでしょうか。そんな独り立ちの手助けをしてくれる…
読書好き、活字中毒、本の虫、など、本が好きな人はいろいろな呼ばれ方をしていますが意外と読んでいない分野に“詩”があります。もしかしたら人生の何割かを損してるかもしれませんよ。 『いちねんせい』 いちねんせい 著・谷川俊太郎この本に載っている23の…
幼少期の子供のいたずらは微笑ましいものですね。 でもそれも度を過ぎると周囲のものから疎まれてきます。それでもなお、子供時代にそういう経験は必要だよなと感じさせてくれる本をご紹介します。 『こぶたのレーズン』 こぶたのレーズン (こぶたのレーズン…
演劇や演奏会は、華々しく見ているものを魅惑してやみません。そんな演者たちも、舞台の準備や裏方たちの地味な仕事に支えられているのです。普段はなかなか知ることのない舞台裏について、ちょっと覗いてみませんか? 『絵本夢の江戸歌舞伎』 絵本 夢の江戸…
日本のみならず世界的に有名なマンガ『ドラゴンボール』をご存知かと思います。この物語の中でドラゴンは人間の願いを何でも叶えてくれる、ある意味で神をも超越した存在です。昔話には、龍の伝説を描いた本がたくさんあります。そんな、いろんなドラゴンを…
人は、ともすると現在の状態だけで、他人を評価しがちの部分があります。その人が、これまでどんなことを経験して今に至ったか、そういうことを想像せずに済ますことがあるものです。自分の人生だけでは想像力が足りない、そう思ったときにオススメの本をご…
日本では特定の宗教を信仰する人が少なく、祈りというとすぐに宗教を連想しがちですが、宗教の差に関わらず、祈りの根底はどれも同じような気がします。 日本は八百万の神という通り、万物に魂や精霊が宿るという精霊信仰もありますし、結婚式はキリスト教式…
魔女や魔法の本が読みたいんだけど、いかにも…といった典型的な魔女はわざとらしいからといったちょっと成長した子供さんにおすすめの魔女本があるんですよ。 『魔女の宅急便』 魔女の宅急便 (福音館文庫 物語) 著・角野栄子古い魔女の家に生れた女の子は、1…
読書好きの子供って自分の知らない世界に触れることができるという体験にハマっているケースが多いですね。教科書に載っているような、大人が勧める本ではなくて自ら興味の分野を開拓しているような気がします。そんな好奇心旺盛な小学生にオススメの3冊を…
日本には昔からいろいろな民間の言い伝えがあり、民俗学という分野で学問的にも詳しく研究されています。その中でも天狗伝説は日本各地に伝わっている天狗について書かれた本を紹介します。 『大天狗先生の秘妖怪学入門』 大天狗先生の秘妖怪学入門: (ちしき…
子供が持つ未知なるものへの興味というのは果てしないものです。それは時にはファンタジー小説的なものに向いたり、あるいは冒険物に興味が向いたりします。でも人間とは不思議なもので根源的な恐怖にも多大な感心を持つのです。そんな“おばけ”話の中でも読…
現代では、ある物語に出会うときに、映画であったりマンガであったりいろいろなメディアが出会いの手伝いをしてくれます。そんな出会いが後々考えたら、“あのときあれに出会っていなかったら”という運命の出会いになることもあるのです。そんなキッカケにな…
カッパや鬼というと、人間を誘拐したり、襲ったりといったイメージが合って昔話の中でも、なかなか良いイメージはないですよね。でも、そんな型にはまったやつばかりでもないんですよ。そんなこれまでのイメージを覆すようなお話を紹介します。 『おっきょち…