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【魔女の宅急便 原作】魔女になりたい方におすすめ小説まとめ

魔女や魔法の本が読みたいんだけど、いかにも…といった典型的な魔女はわざとらしいからといった
ちょっと成長した子供さんにおすすめの魔女本があるんですよ。

 

『魔女の宅急便』

魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)

著・角野栄子
古い魔女の家に生れた女の子は、13歳になるとひとりだちを迎えます。ホウキに乗って両親の家を飛びたって、だれも知らない前に行き、たったひとりで1年間くらすのです。
キキも、13歳になりました。満月の夜に黒い服を着て、黒猫を連れていくのが魔女のひとりだちの決まり。決まりは守るけれど、音楽を聞きながら飛んでいきたいとキキは思いました。
そこで、とうさんから赤いラジオをもらって.........さあ、準備は整いました。
宮崎駿氏の映画でも親しまれている作品で、全6冊が出ています。1章ごとにお話が読みきりになっているので、読み聞かせでも楽しめますよ。

 

『魔女がいっぱい ロアルド・ダールコレクション13』

魔女がいっぱい (ロアルド・ダールコレクション 13)

著・ロアルド・ダール
この本は、ほんものの魔女の見わけ方からはじまります。おとぎばなしの中では、魔女は黒いぼうしに黒いマント姿で、ほうきに乗って空を飛びます
でも、魔女は子どもが大きらい。世界中の子どもを消してしまおうとしているのです。ぼくは、おばあちゃんと出かけた海辺のホテルで、そんな魔女のひみつの集会に迷いこんでしまいました。
『チョコレート工場の秘密』で有名なロアルド・ダールの、こわいけれどおもしろいお話です。

 

『おとなりさんは魔女 アーミテージー家のお話1』

おとなりさんは魔女――アーミテージ一家のお話1 (岩波少年文庫)

著・ジョーン・エイキン
結婚したばかりのアーミテージさんのおくさんは、願いごとをしました。週に1日だけは、おもしろい、びっくりするようなことがあるようにと。
アーミテージ一家にはマークとハリエットという子どもが生まれ、とんでもない何かが、次々に起こりました。庭がユニコーンでいっぱいになったり、幽霊の家庭教師があらわれたり、魔女がおとなりで幼稚園を開いたり、飛行機で竜と空中戦をしたり。
でも、アーミテージ一家は、あわてず騒がず対応します。
さまざまなかたちで発表されていたアーミテ-ジー家の物語を集めて読みやすくした作品集です。読み聞かせにもおすすめの本ですよ。

 

果たして彼女たちは、みずから望んで魔女になったのでしょうか、それとも運命だからと半ば諦めて受け入れているのでしょうか。
そんなことを考えながら読むと、魔女の気持ちになって感情移入がよりスムースになり楽しく読めますよ。

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