人が読書好きになるかどうかは、小さい頃の読み聞かせ習慣にあるという説があります。
親と子が親密に触れ合え、共同体験をするという意味ではこれ以上はない習慣ですね。
そんな読み聞かせにバッチリのおすすめ本を紹介します。
『のはらクラブのこどもたち』
著・たかどのほうこ
野原の好きなおばさんが、子どもたちを遠足に誘いました。野原には、いろいろな草が生えています。きつねあざみ、いぬがらし、ねこじゃらし、からすのえんどう、すずめのかたびら......。どうぶつのなまえがついている草が多いですね。どうしてこういうなまえがついているのでしょう。野原に出かけたみんなは、草のなまえの由来や草花あそびなど、いろいろ知っています。
続編の「のはらクラブのちいさなおつかい」は、秋の野原で種や実であそんだり、服にくっついて運ばれる種のしくみなど。「白いのはらのこどもたち」は、冬の雪野原で動物の足あとや、枯れ枝のようす、実を食べる小鳥など。どれも自然に草花のことが覚えられる内容になっています。
『やかまし村の子どもたち』
著・アストリッド・リンドグレーン
やかまし村には家が3軒あり、子どもが6人います。ここ1週間、男の子たちは、昼間すがたを見せません。そこで女の子たちが男の子たちのあとをつけていくと、木のしげみの中で、ひみつの小屋を作っていたのでした。
4本の木に釘で板をうちつけ、床にしています。屋根から古い毛布をかけた、とてもすてきな小屋。女の子たちも、なかまに加わってあそびました。
スウェーデンの小さな村の四季を、8歳のリ-サの目をとおして語っています。自然の中で、温かい家族に囲まれ、のびのびと育つ6人の子どもたちのあそびや生活に、素朴なよろこびを感じることができるでしょう。
『いやいやえん』
著・中川李枝子
ちゅーりっぷ保育園のしげるは、保育園の約束をすぐ忘れる悪い子です。おべんとうのニンジンをわざと落としたり、指をしゃぶったり。いたずらもいっぱいします。
うわばきを手にはいて、かおをなでたり、重ねてある机に登ったり。そのたびに先生に叱られて、物置きに入れられそうになりますが、しげるは逃げるのも早いのです。
でも、赤いおもちゃはきらいだと泣いたので、とうとうわるい子ばかりがあつまっている「いやいやえん」にいくことになりました。
「ぐりとぐら」で有名な中川李枝子・百合子姉妹コンビの第1作目です。初版が1962年なので、そろそろ親子三代で読むという人も出てくるころですね。
定番作品と呼ばれるからにはそれなりの理由があり、だからこそ、長い間に渡って読みつがれてきたのでしょう。
あとは自分なりに子供の反応がいいなと思った分野を開拓していけばいいでしょう。
こどもの教育は「こどもチャレンジ」がおすすめ
こどもチャレンジの教材はゲーム感覚で、子供の読む力・考える力を伸ばします。
また身近な自然への興味関心を高める教材も届くのがとてもよいです。
(私の子供たちもしまじろうが大好きで、楽しんで学んでいます。笑)
ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。