読み聞かせの習慣のない親から見ると、なんであんなに面倒なことが続けられるのだろうと思うかもしれませんが
毎晩やっている親から見ると、こんな楽しいこと何でやらないんだろうって逆に疑問に思われるそうですね。
そう、読み聞かせって何もすべてが子供のためというわけではないんです。
『悪魔の物語』
著・ナタリー・バビット
悪魔がじごくに住んでいました。退屈すると、人間世界へ出かけていきます。悪魔がなにより好きなのは、いたずらをして人間たちをこまらせること。いい人や幸せな人を見るとがまんがならないのです。
変装用のカバンをさぐって、親切な妖精になったり、老人になったりして人間をだまそうとしますが、なかなか思いどおりにはいきません。
人間の考えることはわからないことだらけ。「ふん、1兆年生きたって、こんなこと、わしには理解できん!」
悪魔のいたずらを描いたエピソード10話を収めた短くて読みやすい短編集です。ユーモアとウィットを楽しむことができる小学校低学年の子におすすめの本です。
『ちからたろう』
著・いまえよしとも
むかし、貧しいじいさんとばあさんが、からだの垢で「こんびたろう」をつくって、だいじにそだてていました。こんびたろうは、たくさんたべても、寝ているだけで、なにもしません。ところがある日、百貫目の金棒を作ってくれといいました。
そして、その金棒を杖にして立ちあがり、せいのびをすると、大きな若者になりました。金棒をかるがるとふりまわします。こんな力もちなら、なまえは、こんびたろうではなくて、「ちからたろう」です。
日本の昔ばなしを、土臭い大胆な絵で表現しています。「のっしじゃんが」などの擬音も心地よく、読み聞かせにも向いていますよ。
『ドングリ山のやまんばあさん』
著・富安陽子
ドングリ山のてっぺんに、やまんばあさんが住んでいました。としは296歳。そんな年ならきっとよぼよぼだろうと思うかもしれませんが、とんでもない。やまんばあさんは、オリンピック選手より元気で、プロレスラーより力持ちです。
カラスの子どもを飲みこんだり、へビをふりまわしたり、イノシシやクマを頭の上にもちあげたり。それもそのはず、だってやまんばあさんは「やまんば」なんですからね。
スーパーおばあさんの活躍ぶりが痛快な作品です。
もちろん、目的は子供の情操教育のためだとか、読書をする習慣をつけて学力アップに役立てて欲しいとかなのでしょうが
それだけではなく、子供が喜んだり驚く顔を見てみたいという楽しみ方もありますし、何より読んでて自分が驚く場面が多いので楽しいんですよ。
こどもの教育には「進研ゼミ」がおすすめ
小学生の時から勉強から問題解決、考える力をつけるのは重要です。
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私も小学生の時に勉強が好きになったきっかけでもあります。
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ニガテを解消できる学力診断など小学生一人ひとりをサポートされているのでおすすめです。