美術館でたまに催される「だまし絵」展って、なんであんなにおもしろいんでしょうね。人間の錯視、錯覚を利用した作品には分かっていてもビックリさせられます。そんな体験を手軽に読書でできるので、これは見ない手はありませんよ。 『光の旅かげの旅』 光…
読み聞かせの習慣のない親から見ると、なんであんなに面倒なことが続けられるのだろうと思うかもしれませんが毎晩やっている親から見ると、こんな楽しいこと何でやらないんだろうって逆に疑問に思われるそうですね。そう、読み聞かせって何もすべてが子供の…
人が読書好きになるかどうかは、小さい頃の読み聞かせ習慣にあるという説があります。親と子が親密に触れ合え、共同体験をするという意味ではこれ以上はない習慣ですね。そんな読み聞かせにバッチリのおすすめ本を紹介します。 『のはらクラブのこどもたち』…
ふだん日本で暮らしている私達にとって、当たり前だと思っていて疑 問にも感じないことが外国人の目から見ると奇異に映ることもあるらしいです。それとは逆に私達が外国の風習を見て、えって驚くこともしばしばですね。そんな世界のいろんな生活の流儀ともい…
日本は紀元節を考慮すれば単一の国としては世界最古の歴史を誇る国です。でも国としての体裁を変えつつ文明として見てみるともっと歴史のある国々が世界にはあるのです。そんな太古のロマンに触れることのできる名著を紹介しましょう。 『エジプトのミイラ』…
田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに会うと昔の遊びを教えてくれて新鮮な気持ちになりますね。昔はこういうことをするしかなかったんだよ、と自嘲気味に言われるけど、全然色褪せなくて楽しい遊びばかりですよ。 『植物あそび』 植物あそび (福音館の科学シ…
有名なマンガ『週刊少年ジャンプ』のテーマは友情・努力・勝利なのだそうです。いつの時代も少年たちは困難に打ち勝って成長していくものですね。そんな渦中にいる少年、特に小中学生男子におすすめの本を紹介します。 『乱太郎の忍者の世界』 乱太郎の忍者…
現代の私達は毎日食べるものに困ることもなく、贅沢さえ言わなければ生きていくことは、そう難しいことではありません。でもその食べていくというこにさえ毎日、悩む日々を過ごした人が、そんなに遠くない過去に存在したのです。そんな人々のたくましい生き…
読むほどに、なんだか本のペースに引きづられて止められなくなる。そんなリズム感に満ちている本があります。詩という形態を取った文章もそうですが、詩にならって書かれた文章も、読者をひきつけてやまないものです。そんな少し中毒性のある本をご紹介しま…
小学校高学年の男子といえば体つきは大人になりかけてはいるけれど、まだまだ精神的には少年の域を脱してはいません。そんな不安定な年頃の男の子の悩みをありありと描いた作品を紹介しましょう。 『劇団6年2組』 劇団6年2組 (ティーンズ文学館) 著・吉野万…
「素敵な靴は素敵な場所に連れて行ってくれる」とか、ファッションにはこだわりはないけど、靴だけにはこだわっているという方をよく見かけます。 考えてみると、靴は下着の次に身につけている時間が長いもの。大切に扱われ、よく磨かれた靴は、その人を映し…
現代の日本はとても平和で生きるか死ぬかといった貧困とは無縁の世の中になりました。昨今、マスコミで取り沙汰されている貧困云々とはレベルが違う壮絶な状況が過去には確かにあったのです。そんな時代に心をはせて現代の我々が置かれている僥倖を噛み締め…
画家が絵を描くことを志そうとするキッカケってなんなんでしょうか。子供の頃から自然に筆を手に取るという人もいるでしょうが多くは周りの環境によるものが大きいでしょう。そんな絵に親しめるいい環境を描いた本を紹介しましょう。 『はじめてであう美術館…
ときに純粋に絵を描くという行為を描いたもの以外にも芸術作品を語った作品はあります。むしろ却って、違う方向から光を当てた物語の方が多くを語ることもあるケースが多いです。そんな、普段とは少し違った方向から見た絵画をテーマにした本を紹介しましょ…
「アルプスの少女ハイジ」と並んで、ある一定以上の年齢層に響くアニメ作品に「フランダースの犬」があります。ラストは悲しい結末なのですが、日本人の少年少女にデンマークという国やコペンハーゲンという地名、ルーベンスという画家の名前をメジャーなも…