歴史
『昭和史』 昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー) 半藤一利 よく考えてみると、学校で現代史を教わったという記憶がないという方が、多いのではないでしょうか。戦後生まれの人はみんなそうでしょう。なぜ、どのようにして太平洋戦争が始まったのか。なぜ…
今回は「資本主義とは?」何か。 わかりやすくその歴史、仕組みから、現代においての可能性やその限界について書かれたオススメ本を紹介。 『ZERO to ONE 君はゼロから何を生み出せるか』 ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか ピーター・ティール…
私がおすすめする本は、宮城谷昌光さんが書かれたの「楽毅」という歴史小説です。 大学生の頃に、この本を初めて手に取ったのですが、社会人になった今でも、事あるごとに読み返しています。 「人が見事に生きるのは難しい。」 楽毅は冒頭でそんな呟きを残し…
日本の妖怪は優しく、ユニークで心優しい子どもたちの友達。水木しげるさんの描く漫画や、アニメ「妖怪ウォッチ」のブームもあり、妖怪好きの子どもたちが多いのではないでしょうか。 今回は、夏休みの読書感想文としても読めそうなワクワクする可愛い妖怪た…
時代小説がお好きな方、人情小説がお好きな方、おいしい食べ物がお好きな方におすすめの心がぽっと温かくなる3冊を紹介いたします。 ライトな読み心地で疲れた心をそっと癒してくれる本を選びました。 「完本 初ものがたり」 完本 初ものがたり (PHP文芸文…
ふと文明や近代化に疲れたとき、私はインディアンの強いスピリットや原始的な生活に魅せられます。便利で近代的な生活では得られないホンモノの人間としての在り方を彼らに感じるのです。インディアンに興味のある方はもちろん、東南アジアが好きな方、強く…
大学生や社会人におすすめする本はやはり2017年にノーベル賞を受賞したカズオ・イシグロさんの本です。 「私を離さないで」 わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 私が読んだのも数年前で当時ドラマ化された「私を離さないで」という本です。英語では「Neve…
1.『世界同時不況』 世界同時不況 (ちくま新書) 岩田規久男 著者は学習院大学の経済学部教授。これまでの経済学分析とは違うアプローチで分析しています。過去に起きた不況を分析して歴史に学ぶスタンス。著者は今の経済がもしも今後、デフレに陥れば、不…
ローマ国、オーストリアなど様々な国での歴史物語は、まさに大規模なドラマ。 今回はそんな歴史と向き合いたくなった時に読むおすすめ本を紹介。 大河ドラマ好きにもおすすめかもしれません。 『アーサー王ここに眠る』 アーサー王ここに眠る (創元ブックラ…
アーサー王ここに眠る戦争は一体何をもたらすのか。その本質、原動は何か。 今回はぜひとも中学生、小学校高学年に読んで欲しい、戦争がテーマの本を3冊紹介します。 『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』 父さんの手紙はぜんぶおぼえた T ・シェム=トヴ まず…
今回ご紹介する本のジャンルは「日本現代史」です。しかもその中の、誰も触れたがらない「深い闇」だけを掘り下げたノンフィクションの金字塔です。希代の小説家で、歴史家でもある松本清張の渾身の作、「昭和史発掘」(計9巻)と「日本の黒い霧」(上下巻…
最近にわかにブームになっている落語。 落語に触れる機会は笑点しかないという方もいらっしゃるかもしれませんが、今では寄席でも落研サークルの大学生など若い人が多くなっています。ここでは、もっと落語を知るための本を紹介いたします。 「赤めだか」 赤…
物の情報が洪水のように現れそして消えていく現代社会において、情報を受けること疲れてしまったなと思う事は無いでしょうか?儲かけなければ出版する側もその仕事をしている意味がない。 次々にタイトルに興味のそそる本をたくさん出してきます。その情報の…
イタリア旅行といえばたいがいのツアーは、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマの4大観光都市を回ります。 この4つの都市はその成り立ちや歴史がまったく異なっており、それぞれを特有の知識と理解で観光名所を訪れればとても有意義で楽しいイタリ…
ぜひ、女子大学生、女性社会人、または主婦の皆さんにぜひ読んでもらいたい、おすすめの新選組小説4冊をご紹介したいと思います。 何故、女性限定でおすすめするのか? それはこれらの本は、読んだら新選組隊士に恋をしてしまう、とっくの昔に死んだ人達な…
今回、社会人、大学生向けにオススメさせていただきたい本は、『小室直樹の資本主義原論』です。 『小室直樹の資本主義原論』 小室直樹の資本主義原論 小室直樹は社会学者で、様々な大学で様々な学問を修めた人物で、広く世の中に影響を与えた人物です。社会…
今、生きるのが苦しいと思ってる大学生や社会人にお勧めの本、3冊を紹介したいと思います。それは古典として有名な「孫子」、「老子」、そして「荘子」です。 「孫子」 新訂 孫子 (岩波文庫) 老子と荘子は合わせて老荘といって有名ですが、孫子は軍師として…
私のおすすめの歴史小説は、歴史ジャンルに分類される池波正太郎の「紅炎」です。 ただ、これは文庫本の表題にはなっていません。 「黒幕」という表題で文庫本で出版されています。 この「黒幕」は、歴史ものを扱った11編の短編のタイトルの一つであり、「…
今回は国際社会を理解したい人におすすめ3冊を紹介。 著者はどれも松村劭さんの本になります。 大学生から主婦も社会人にも読んで欲しい内容になります。 オススメ本3冊はこれ ・「戦争学」(文藝春秋) ・「新・戦争学」 (文春新書) ・「14歳からの戦争…
横山秀夫の小説『出口のない海』は、太平洋戦争中に日本の秘密兵器として使用されていた「回天」という人間魚雷について知るために役立ちます。 多くの戦争映画や本だと、神風特攻隊が乗った零銭が登場するのですが、『出口のない海』は海の特攻にフォーカス…
お茶の間にテレビがあって、夕食後は家族揃って熱中して観ていた昭和の時代。 流行歌や流行語はテレビから生まれ、世代に関係なく誰でもが同じ番組や歌に夢中になっていた、テレビの黄金時代がかつてありました。 今回はそんな歴史が振り返るとともに、よく…
「ケネディ大統領暗殺」時の写真、衛星放送から多くの陰謀説があるこのJFK暗殺事件。映画や海外ドラマでも多く使われています。そんなケネディ大統領暗殺事件の関連本の中で、おすすめの5冊をピックアップしました。
1978年に芥川賞を受賞した宮本輝の小説『泥の河』を読むと、昭和30年代でまだ戦争の焼け跡が残っている大阪の暮らしがよく分かります。 蛍川・泥の河 (新潮文庫) どんな本か 小説の主人公は大阪湾に注ぐ川付近で暮らす、小学2年生の男の子です。終戦後、満州…
自分が何をしたいのかわからない!人間関係に押しつぶされそう!でもいつか何かを成し遂げたい!こう考えている人に、ぜひ浅田次郎の「蒼穹の昴」シリーズを強くおすすめします。 蒼穹の昴(1) (講談社文庫) どんな本かシリーズの始まりは「蒼穹の昴」から始…
私がオススメする本は「のぼうの城」という作品です。これは戦国時代の関東を舞台とした歴史小説なのですが、のぼうとはまぬけやとんまを意味する言葉です。それをタイトルとする特異性がまず第一に目を引きます。 社会人や大学生といった年代の人たちにも是…