ぜひ、女子大学生、女性社会人、または主婦の皆さんにぜひ読んでもらいたい、おすすめの新選組小説4冊をご紹介したいと思います。
何故、女性限定でおすすめするのか?
それはこれらの本は、読んだら新選組隊士に恋をしてしまう、とっくの昔に死んだ人達なのにときめいてしまう、そういった内容だからです。笑。勿論、男性が読んでも面白い。
けれど、このきゅんとなるような気持ちとか、死といつも隣り合わせの幕末の志士への切ない気持ちとかは、男子・男性にはちょっと分からないところで、女子に読んでもらわないと勿体ないな・・・と思ってしまう作品たちなのです。
この4冊です。かなりとっておきの品揃えです。
1.燃えよ剣・司馬遼太郎
先ずは最初に「燃えよ剣」です。これはマストです。新選組副長の土方歳三を主人公で描いた作品で、歴史小説と言うとこの人の右に出る人はいないだろう作家・司馬遼太郎先生の作品です。
これは入門編としても本当におすすめです。
新選組・土方歳三の魅力が思い存分描かれていて、それはもう好きにならずにはいられないという描き方をされています。読後、すっかりやられてしまいそれから私はコアな新選組マニアになってしまいました。この本を読んだら、殆どの人がそうなると自信を持って言える名作中の名作です。
2.新選組血風録・司馬遼太郎
で、この本でマニアへの道を踏み出したら、今度はサイドストーリーを集めた「新選組血風録」です。新選組隊士の色んなプライベートな部分が描いてあります。
この中の「前髪の惣三郎」は「御法度」というタイトルで映画化されており、主人公の美剣士・加納惣三郎をすっごく若き日の松田龍平が演じていました。
3.草莽枯れ行く・北方謙三
その次に北方謙三氏の「草莽枯れゆく」、個人的には何がツボかというと、土方歳三と清水の次郎長親分の絡みがこの小説の中である事です。笑。新選組の本は数十冊は読んでますが、土方歳三と次郎長親分が絡む本は私が知る限りこの一冊だけです。
4.壬生義士伝
最後にこちらも渡辺謙さん主演で映画化された「壬生義士伝」。新選組隊士の吉村貫一郎の涙、涙のお話です。
土方歳三、沖田総司、近藤勇などのメインキャラを一通り通った後に、この吉村貫一郎もきっと好きになってしまうでしょう。