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【泣ける小説 おすすめ 名作】目が腫れるくらい泣ける、おすすめ小説3選

私が目が腫れる位泣いた本のオススメ、ベスト3を紹介したいと思います。私自身は主婦ですが、社会人、大学生、男性、女性関係なく、すべての世代の人、性別問わず、自信を持ってオススメできる泣ける本です。


1.永遠の0~ゼロ~・百田直樹

永遠の0 (講談社文庫)

先ず、「永遠のゼロ」は戦後60年後の夏、孫が祖父の生涯を調べ始め、祖父を知る色んな人にインタビューしていくうち、謎にぶち当たり、それを解明していくお話です。

第二次世界大戦、戦時中の話は世代、性別と問わず、涙無しでは読めないものが殆どです。でも、その中でも圧倒的に泣いたのがこの作品です。舞台は現代で、でも、人々の記憶の中の戦時中が語られていくその刹那、そして謎を解き明かしていく推理としての面白さ、作品最後の感動。すべてが素晴らしい作品です。

 

2.呼人・野沢尚

 

呼人 (講談社文庫)

二作目の「呼人」は主人公の呼人という少年が12歳で成長が止まってしまうというお話です。どうして自分は永遠に12歳を生きる体を持って生まれてくることになったのか?その謎を少年は説いていくのですが、もう涙無しでは読めませんでした。

その出生の謎を解き明かしていき、遂に実母を探し当てて真実を聞き出す衝撃のシーンのみならず、自衛隊に入隊して重傷を負った幼馴染が、たった一人、呼人と会いたいと言い、その重傷をどうして負う事になったのかを語るシーンなども、号泣でした。とても悲しく、そして、重いのですが、最後にかすかな希望の光が見える素晴らしい作品でした。

 

3.秘密・東野圭吾

秘密 (文春文庫)

最後の秘密は、娘と母がバス事故に遭い、娘の身体と母の魂が生き残ってしまい、その”身体は娘、魂は妻”という娘であり妻である存在と夫の葛藤と苦悩の物語です。

例えば、自分に重ねると”息子の身体と夫の魂が生き残った”の息子であり夫である存在という事になり、想像しただけでもその葛藤と苦悩は計り知れない位重いものです。作品では生々しくその葛藤のすべてが両方のサイドから詳細に描かれており、果ての妻の決断、そしてラストに明かされる真実に、最後の最後までとことん泣かされるお話です。読んだ後は外に出れないのでご注意を・・・。

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