日本語に「言霊」ということばがある通り、昔からことばには魂が宿っていると考えられてきました。 ことばの乱れ、日本語の乱れなど指摘されることがあり、日常生活でぞんざいな言葉づかいをする人が増えています。言語学という学問のジャンルがある通り、こ…
馬は草原で、ペンギンは南極の氷の上でと、それぞれの動物にとって生活する環境は決まっているような気がします。でも、そうじゃない場所で仕方なく生きていかなきゃいけないってなったら、どうやるのでしょうか?そんな、動物たちのしたたかさを描いた本を…
森の中に子供が入っていく話といえば『ヘンゼルとグレーテル』など、なんだかおどろおどろしい怖い話を想像しますね。でも今回紹介するお話は、どちらかというと探検、冒険色が強い本なのです。 『ぼくだけの山の家』 ぼくだけの山の家 著・ジーン・クレイグ…
私たちは動物に対して、特に物語の中では決まりきった役割というかイメージを持って捉えています。いわく、オオカミは乱暴者、キツネはずる賢い、豚は愚鈍だとか。そんな動物に対して持っている固定観念を、心地よく破壊してくれる楽しい本を紹介します。 『…
昔話のヒーローは男の子ばかりではありません。元気な女の子が大活躍する話は古今東西たくさんありますね。そんな女の子が主人公のお話をフィクション、ノンフィクションのそれぞれの分野でご紹介します。 『長くつ下のピッピ世界一つよい女の子』 長くつ下…
みなさんは穴という言葉を聞いてどんな“穴”を想像するでしょうか。落とし穴?それともドーナツの穴?ひとくちに穴といってもいろいろなものがありますね。そんな穴にまつわるお話を、いくつかご紹介します。 『東京メトロ 大都会をめぐる地下鉄』 東京メトロ…
無人島に漂着するサバイバル物語で有名なのは『ロビンソン・クルーソー』でしょう。彼があまりにも有名なので無人島サバイバル=ヒゲボウボウの男というイメージが定着していますがなにもサバイバルは男だけの特許じゃありません。そんな変わり種の物語と有…
地球温暖化とは?とか環境破壊を何とかしなければいけない、なんて大上段に構えて議論するよりもときには絵本で説明されたほうが、しっくりくることがあります。そんな環境問題、とくに森林破壊について書かれた絵本を紹介します。 『どんぐりかいぎ』 どん…
昔話に登場するお花って、なんだか意志を持って行動しているような気がしませんか。実際にはそんなことはないんでしょうが、たくましい進化の遂げ方をみていると何となくそんな風にも思えてきます。 『たんぽぽ』 たんぽぽ (かがくのとも絵本) 著・平山和子…
フィクションの中でも、思いっきりフィクションであろうというファンタジー小説。この創作の中に青春時代の悩み、解決方法が意外に詰まってるんですよ。そんな人生の指針にもなってくれそうな小説を紹介しましょう。 『見習い幻獣学者ナサニエル・フラッドの…
イライラしたとき、落ち込んだとき。周りの人に愚痴や悩みを言ってすっきりするのは軽い問題だけ。 問題を抱えたときに自分ひとりの時間を持つことは冷静になったり問題を解決するためのひとつの手段です。そんなときに読みたい静かな温かさを味わえる本を紹…
なぜ世の中っていつまでたっても、みんな仲良く、平和な世界が訪れないんだろうって考えたことはありませんか。そんな疑問を持つ人にオススメの本をご紹介しますね。 『種をまく人』 種をまく人 著・ポール・フライシュマン貧しい人びとが住む村に空き地があ…
食べ物を題材にした本って、なんでこうも魅惑的なんでしょうね。特に子供たちが大好きな食べ物のお話を読むと、読み終わったとたんに本に登場した食べ物が食べたくなります。そんな、ちょっとお腹が鳴ってしまうような絵本をご紹介しますね。 『しょうたとな…
自然ってなんでこんなにうまくできているんだろう?きっと神様が作ったに違いない。そう思えるようなことが大自然にはたくさんありますね。そんな自然を舞台にした物語を紹介しましょう。 『コウノトリがおしえてくれた』 コウノトリがおしえてくれた 著・池…
子供も幼稚園や保育園を卒園して、そろそろ就学しようかという時期になるとこれまでの単純な絵本ではなかなか満足しなくなってきますね。そんなときに少し長いけど読み応えのあるお話を、オススメします。 『ふしぎなたいこ』 ふしぎなたいこ―にほんむかしば…