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【数学 雑学 本】数学がテーマのおすすめ本。

 文系の人間からすると、光線が降り注ぐようなぱっとしたひらめきや、ロジカルに展開する理系脳の働きは羨ましくもあり、答えが一つきりというはっきりとした美しさに憧れを抱いてしまいます。なかでも、数字という一見無意味に見えるような無機質な記号の羅列が、限りない物語の展開をみせる数学はミステリーをみているかのよう。今回は、数字を見るのもニガテという文系の方でも読める数学の本を紹介いたします。

 

数字の国のミステリー

 

数字の国のミステリー (新潮文庫)

マーカス デュ・ソートイ(著) (新潮文庫)
 有名な数学者である著者による数学者入門本。サッカーからルーレットから懸賞金つきのミレニアム問題を例に挙げ、素数や確率、暗号、カオス理論までかみ砕いて説明してくれます。

数学の楽しさの世界を垣間見れる一冊。世界を正確に表現する数式の美しさに文系の方もため息をつくことでしょう。関連本の「シンメトリーの地図帳 」「素数の音楽」も続けてどうぞ。

 

放浪の天才数学者エルデシュ

文庫 放浪の天才数学者エルデシュ (草思社文庫)

 ポール・ホフマン(著) (草思社文庫) 
 数学と子供が大好き。数学に関しては天才。実生活では赤ん坊並生活力。世界各地を放浪し、1日19時間数学のことのみを考え続けた愛すべきユニークな変人。息をするように数学を愛し、そんな彼を優しく温かく見守る周りの人々の様子もほのぼのさせられます。一心不乱に数式を描く姿は天才のモデルとして度々映画にも登場します。

 

ペトロス伯父と「ゴールドバッハの予想」

ペトロス伯父と「ゴールドバッハの予想」 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

 アポストロス ドキアディス(著) (ハヤカワ・ノヴェルズ) 
 数学の魔力に取りつかれたペトロス叔父。数学の証明は先を越されないように孤独に取り組まなければならない。孤独が故に狂気へと取りつかれていく。歴史上の数学史と重ねていて、著名人も数多く登場。一つのものにのめり込むということは、悪魔に魂を売ってしまうようなものかもしれません。まさに数学版ファウストです。

 

 どの本も読み物として面白く、数学に興味がある方も楽しめる本です。まだまだ解けない難問に体当たりでぶつかってみる勇気を抱かさてくれる本です。

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