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【日記本 おすすめ】人気の日記本まとめ。有名人の生い立ちや考えがリアルに伝わる。

 現代ではSNSやブログで自分の日記を公開する方も多いでしょうが、日記は本来自分だけのもの。誰にも読まれない前提だからこそ素直に自分の心のうちをさらけだすことができるのです。

ブログやSNSでも「読まれること前提」にしたものはノンフィクションとしての面白みには欠けてしまいます。

今回は有名人の日記を紹介いたします。こんな毎日を送っていたのか、どう感じたのか、ファンの方は新たな一面を見て楽しむことができますし、作家さんをよく知りたいという方にも手にとっていただきたい本です。どうぞお楽しみください。

 

フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記

フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記

 フジコ ヘミング (著) (暮しの手帖社)
 戦争まっただなかの14歳のころ。ハーフということで差別を受け、疎開や空襲も経験し満足にピアノの練習もできなかったころ。母子家庭で母親の帰りを待ちながら弟と一緒にいたづらをしたりお人形をつくりながら過ごしたころ。

悲惨で苦しい生活のなかでも、希望を失わず、ただひたすら美しいものを追い続けてきたフジコさんの絵日記。素朴なイラストと達筆な日本語でつづった日記は、フジコさんが「続けてきた努力」の証でもあります。ところどころに現代のフジコさんのエッセイが入っていて、チャーミングなお人柄が垣間見れます。

 

言わなければよかったのに日記

言わなければよかったのに日記 (中公文庫)

 深沢 七郎(著) (中央公論社)
 「楢山節考」で有名になった著者の初期のエッセイ。大きなこどものように無邪気な性格は怖いもの知らず。

好きで書いた小説が入賞し、実存主義だと評価され、実存主義とは何かを放浪しながら聞いていくという話は腹筋が痛くなるほど。著名な文豪もたくさん登場するので、日本文学ファンにもおすすめの一冊。

「金色夜叉は読んだことがあります」「おおそうかね」「アッ間違えました。読んだことありません。映画で観ました」なんて真面目に言ってしまう深沢さんに愛着がわきます。

 

日本ぶらりぶらり (ちくま文庫)

 

日本ぶらりぶらり (ちくま文庫)

 山下 清(著) (筑摩書房)
 ドラマ「裸の大将」で放浪の天才画家としてのイメージが強い山下清の日記を主治医が読みやすいように手をくわえたもの。まっすぐで無欲な視点に心が洗われ、正直に優しく生きていくことの大切さを教えてくれる日記です。放浪していろんなものを見たくなる、放浪癖がうつってしまいそうなワクワクする一冊。「ヨーロッパぶらりぶらり」も併せてどうぞ。

 

子どものころした交換日記は秘密がたくさん詰まっていてドキドキしたものですが、夏休みの宿題で提出したいわゆる外面の良い日記は面白みにかけるもの。

 インスタグラムなどのSNSに疲れた方は日記をつける習慣をつけてみるのもおすすめです。一行でも二行でも、いやなことがあれば思いのままに綴るのもストレス解消になりますよ。文章に綴るという過程で冷静になれる時間もとれるので物事を良い方向へ考えられるようになるかもしれません。時間を超えて読み直してみる楽しみもまた一幸です。

 

 

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