大学生や社会人になって「数学を勉強しておけばよかった。」「中学、高校の頃、習ったれど理解ができなかった。」と思うことはありませんか。
しかし今から、一から勉強するのは面倒ですよね。
【数学小説 おすすめ】「浜村渚の計算ノート」がおすすめ。数学が好きになる本。
『浜村渚の計算ノート』
そこで、私が今まで読んだ中でおすすめする本は『浜村渚の計算ノート』シリーズです。この小説の舞台が数学が日本の義務教育から外されてしまった世界だからです。
数学を外してしまったことにより、それに反発する人々が結集しテロ組織として政府や数学を排除することに賛成した人を殺してしまうのです。
そこで、警察は、対策本部を立ち上げ、題名にもある数学の強い中学二年生の女の子浜村渚を助っ人として協力してもらい事件を解決していきながらテロ組織に立ち向かっていく、というのがこの本の大まかなストーリーです。
ここがおすすめ
この本はミステリー小説なのですが、なんと毎回数学が問題として出てくるのです事件に出てくる問題の図や式が挿絵として入っているので、読み手も一緒になって解けるのです。ただ、これでは数学が苦手な人は読むことが難しいと思うでしょう。
そんなことはありません。読み進めていくと登場人物たちがヒントをくれたり、わかりやすく解説してくれながら物語は進んでいくので理解しながら読んでいくことができます。普通数学について書かれている本は数式の説き方や練習問題が書かれているだけの本が多いでしょう。
しかし、『浜村渚の計算ノート』では非日常な物語を楽しみつつ、数学を理解できるという本なのです。
学生や社会人でも試しに一冊と買いやすい単行本で、現在7巻まで販売されています。漫画でも販売されているので自分が読みやすいと思うほうを選ぶことができます。
絶対に数学が好きになる
私はこの本と出会って数学に対する勢いや理解度がグンッと上がったような気がします。自分は数学が苦手というほどではないのですが、ちらほら理解のできなかった分野がありました。
しかし、紹介した本のなかでたまたまその嫌いな分野が出てきたのですが、当時授業でわからなかったことがすんなり理解できたのです。そしてテストも何事もなく乗り切れました。これは私の感想ですが、数学嫌いな人でも、そうでない人でも無理なく読めると思います。ぜひ読んでみてください。